桜、ふたたびの加奈子

あの子はきっと 生まれ変わって 帰ってくる・・・桜をモチーフに、母と子の絆、生まれ変わりを描く感動作。『おくりびと』『ゼロの焦点』『鍵泥棒のメソッド』などで数々の受賞歴を誇る広末涼子と『十三人の刺客』『おしん』などで演技の幅を広げ続ける稲垣吾郎が、夫婦役で新境地を開拓! 聴力を失った作曲家"現代のベートーベン"佐村河内守が全篇の音楽を担当。 ――桜の季節。容子 (広末涼子)は、小学校入学を前にした娘・加奈子を不慮の事故で亡くしてしまう。自分を責め、思いつめた容子は、ある日から不思議な事を言い始める。「加奈子はここにいる」。夫の信樹 (稲垣吾郎)は、そんな容子を救い出したいと願いながらも、現実を受け入れようとしない容子に苛立ちを募らせる。「加奈子は、もういないんだ」。そう言い聞かせるが、容子は変わらなかった。そんな中、容子は正美 (福田麻由子)という女子高生と出会う。まだ高校生ながら、シングルマザーとして子供を産む決意をしていた正美。そんな正美をみて容子は直感する。「加奈子が生まれ変わって帰ってくる」。この一途な想いは、やがて、衝撃の事実とともに、二人を思いがけない出会いへと導びいていく・・・。 特典ディスクには、桜、ふたたびの加奈子 公開直前スペシャル、広末涼子&稲垣吾郎&栗村実監督シーンセレクションコメンタリー、a making of 桜、ふたたびの加奈子、初日舞台挨拶、予告編、TVスポット (15秒/30秒)を収録。 オリジナルブックレット (24p)封入。