Pouring

ORGANLANGUAGEと、全てのCALMによる作品の中核を担ってきたSAX奏者。その名前を知らなくても彼の吹くSAXの音色は多くの人が知る存在である。彼はそのホ化にも多くのアーティストの作品やライブにも参加しており、STUDIO APRTMENTの全作品のホーンアレンジなども共同で行いつつ、自身もSAX奏者として参加している。それと同様に人格者であるからこそジャンルを超えて幅広い音楽活動が営まれてきたのだろう。そんあかれの人柄を表すかのような今回のアルバム。まさに暖かみと和みに溢れつつも音楽に対する探究心満載の内容。現在の音楽シーンを象徴するかのようにJAZZとはまた違うけどそのマナーもしっかりと理解し、現在のリアルなライブシーンにフィットするものとなっている。頭でっかちになるずにただひたすらに気持ちの良い音色が広がる。そんな彼を強力にサポートするのが普段はサポートしてもらう立場にあるCALMことFARR。今回のアルバムを全面プロデュースする形になり、CALM節を大爆発させている。昨今の「アゲ」な感じのものとは一線を画す本当に何回聴いてもやさしい気持ちに慣れる渾身の作品です。ぜひとも全聴きお願い致します。