商品説明
新元号は"令和"と決定。文字は今までの元号に用いない和書で最古の歌集"万葉集"から採りいれられたことで、"万葉集"にも注目が集まった。"万葉集"には4千首の歌の寿ぎ歌、恋愛歌、長歌、短歌、旋頭歌等が多くおさまれており、奈良時代以前から末期までの日本民俗資料としても貴重な歌群といえる。本CDは、"万葉集"の中から厳選した秀歌約25首を収録。
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収録内容
1 | 万葉歌 石走ばしる垂水の上のさ蕨の 萌え出づる春になりにけるかも / 原田光玲子 |
2 | 万葉歌 新しき年の始の初春の 今日降る雪のいや重け吉事 / 山本星邦 |
3 | 万葉歌 田児の浦ゆうち出でて見ればま白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける / 蒔田淳芽心 |
4 | 万葉歌 あおによし寧楽の京師は咲く花の 薫うがごとく今盛りなり / 古賀鶯鳳 |
5 | 万葉歌 あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る / 野中秀宗 |
6 | 万葉歌 紫のにおえる妹を憎くあらば 人妻ゆえに我恋いめやも / 野中秀鳳 |
7 | 万葉歌 我が背子を大和へ遣るとさ夜ふけて 暁露に我が立ち濡れし / 内山光倫子 |
8 | 万葉歌 銀も金も玉も何せんに 勝(まさ)れる宝子に及かめやも / 川本摂粋 |
9 | 万葉歌 小竹の葉はみ山もさやに乱げども 我は妹思う別れ来ぬれば / 平賀輝山 |
10 | 万葉歌 旅人の宿りせん野に霜降らば わが子羽ぐくめ天の鶴群 / 熊谷栄亮 |
11 | 万葉歌 君が行く道のながてを繰り畳ね 焼き亡ぼさん天の火もがも / 安藤飾心 |
12 | 万葉歌 田児の浦ゆうち出でて見ればま白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける / 落合克鴬 |
13 | 万葉歌 霰振り鹿島の神をいのりつつ 皇御軍士に我は来にしを / 大川吾風 |
14 | 万葉歌 石走ばしる垂水の上のさ蕨の 萌え出づる春になりにけるかも / 吉永典子 |
15 | 富士山 田児の浦ゆうち出でてみればま白にぞ 不尽の高嶺に雪は降りける / 橋本征憲 |
16 | 万葉歌 若の浦に潮満ち来れば潟を無み 葦辺をさして鶴鳴き渡る / 深田光霊 |
17 | 不尽山を望みて詠める歌並に万葉歌 田子の浦ゆうち出でてみればま白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける / 深田光霊 |
18 | 万葉歌 春の野に霞たなびきうら悲し この夕かげに鶯鳴くも / 佐々木神風 |
19 | 万葉歌 銀も金も玉も何せんに 勝れる宝子に及かめやも / 宗祖 土田岳心 |
20 | 万葉歌 淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば 情もしのに古思おゆ / 二代目 土田岳心 |
21 | 万葉歌 春の苑紅におう桃の花 下照る道に出で立つ乙女 / 二代目 土田岳心 |
22 | 万葉歌 春の野に霞たなびきうら悲し この夕かげに鶯鳴くも / 向山侑聖 |
23 | 万葉歌 大夫は名をし立つべし後の代に 聞き継ぐ人も語り続ぐがね / 祖宗範 木村岳風 |
24 | 万葉歌 銀も金も玉も何せんに 勝れる宝子に及かめやも / 祖宗範 木村岳風 |
25 | 万葉歌 防人に行くは誰が背と問う人を 見るが羨しさ物思いもせず / 高世幸明 |
26 | 万葉歌 大宮の内まで聞こゆ網引すと 網子調うる海人の呼び声 / 高世幸明 |