アーティスト/キャスト
商品説明
華麗なる『美空ひばり・ワールド』。世紀のエンタテイナーの軌跡を知るにはうってつけ! まずはこの商品で入門!! 収録楽曲は、おなじみの大ヒット曲から、カバー曲、民謡、シャンソンからジャズに至るまで、美空ひばりの芸の広さをジャンルごとにピン・ポイントで網羅。
1.スターダスト
まずはスタンダードの名曲「スターダスト」をお楽しみください。この音源はナット・キング・コールの作品を集めたアルバム「ひばりジャズを歌う」に収録されたものです。美空ひばりと平井堅がコラボレートした新バージョンも2009年5月にリリースされ評判になりました。(1965年9月発売)
2.A列車で行こう
“ジャズ歌手・美空ひばり”の真骨頂を聴くことができる作品です。「A列車で行こう」はデューク・エリントン楽団のテーマ曲として知られています。1955年にシングル「薔薇色の人生」のB面として発売されました。
(1955年4月発売)
3.アヴェ・マリア
シューベルト作曲のクラッシック名曲です。世界各地の民謡などを歌ったアルバム「ひばり世界をうたう」の中の1曲です。
(1964年6月発売)
4.アロハ・オエ
ハワイアンの名曲で、ハワイ最後の女王リリウォカラニが作曲したといわれている別れの歌です。この作品もアルバム「ひばり世界をうたう」に収録されたものです。
(1964年6月発売)
5.悲しき口笛
戦後間もない混乱期の東京を舞台に、清純派女優・津島恵子との共演。二枚目俳優・原保美の歌好きな妹役を好演したひばり初主演映画『悲しき口笛』(松竹)の主題歌です。映画、レコード共に大ヒットを記録し、美空ひばりを一躍大スターにした出世作です。この映画の中に出てくる、シルクハットに燕尾服の愛らしい姿もお馴染みです。
(オリジナル盤は1949年9月発売(本CDには1973年の再録音バージョンを収録)
6.東京キッド
美空ひばりが母を亡くした靴みがきの少女・マリ子を演じた映画『東京キッド』(松竹)の主題歌です。映画、レコード共に大ヒットを記録し、美空ひばりは押しも押されもせぬ存在となりました。
(オリジナル盤は1950年7月発売(本CDには1973年の再録音バージョンを収録)
7.リンゴ追分
ラジオ東京(現:TBS)の開局記念番組として放送された、美空ひばり出演のラジオドラマ『リンゴ園の少女』の劇中歌として制作された「リンゴ追分」は、70万枚を超えるセールスとなり、当時としては記録的な大ヒット曲となりました。また『リンゴ園の少女』は11月には映画も公開されています。美空ひばりの代表曲のひとつに数えられると共に、戦後の歌謡史で特筆される傑作です。
(オリジナル盤は1952年5月発売(本CDには1973年の再録音バージョンを収録)
8.お祭りマンボ
人気絶頂の美空ひばりは、女性初の歌舞伎座の舞台を踏むまでになり、リサイタル記念曲として作られたのがリズム歌謡の傑作「お祭りマンボ」です。作詩・作曲を担当した原六朗は、洒落たモダンな作曲が有名で、東宝映画の楽曲を多く手がけました。
(オリジナル盤は1952年8月発売(本CDには1962年の再録音バージョンを収録)
9.柔
「柔」は日本テレビで放送された同名番組の主題歌です。「勝つと思うな 思えば負けよ」という関沢新一の詩と古賀政男作曲のスケールの大きいメロディーが、人生の応援歌として幅広く支持され、1965年の日本レコード大賞を受賞しました。
(1964年11月発売)
10.悲しい酒(セリフ入り)
古賀政男演奏のギターの旋律も美しい、美空ひばりの数あるレパートリーの中でも、あまりにも有名な作品です。最初に発売したシングル盤には、セリフが入っていませんでしたが、ひばりの要望でセリフを入れることとなり、今ではセリフ入りの作品として有名です。(オリジナル盤は1966年6月発売(本CDには1967年発売のセリフ入りバージョンを収録)
11.月の夜汽車
「月の夜汽車」は“フォークの神様”といわれた岡林信康の作品です。岡林も同時期に発売されたアルバム「うつし絵」の中で同曲をレコーディングしました。この作品をきっかけとして、美空ひばりと岡林信康は親交を深めることになります。
(1975年9月発売)
12.真赤な太陽
芸能生活20周年を記念して発売されたオリジナル・アルバム「歌は我が命」は、従来の美空ひばりのイメージにこだわることなく様々な作家との組み合わせで制作された意欲的なアルバムです。その中の1曲としてレコーディングされました。当時全盛のグループ・サウンズの雄 “ジャッキー吉川とブルー・コメッツ” をバックにミニスカートで「真赤な太陽」を歌い世間をあっといわせました。
(1967年5月発売(6月シングル発売)
13.赤とんぼ
童謡「赤とんぼ」を作曲した山田耕筰は、多くの歌曲や童謡の作曲家として活躍し、日本の近代音楽の偉大な先駆者として知られています。1955年、美空ひばりに「山の小駅」「風が泣いている」の2曲を提供し、ひばりは山田宅にて直接レッスンを受けています。山田作品をあつめたアルバム「赤とんぼ~美空ひばり 山田耕筰を唄う~その2」に収録された作品です。
(1974年8月発売)
14.佐渡おけさ
美空ひばりが唄う日本民謡や伝統音楽である端唄などにも定評があります。新潟県の民謡「佐渡おけさ」は日本民謡の中でも、よく知られ愛されている曲のひとつです。アルバム「ひばり民謡を歌う」に収録された作品です。
(1966年6月発売)
15.昴
谷村新司のヒット曲として知られていますが、美空ひばりはテレビなどで好んで唄っており、ひばりならではの味わいが楽しめます。アルバム「水仙の詩~美空ひばりポップスを唄う」に収録されたもので、他に「恋人よ」「ラヴ・イズ・オーヴァー」をカバーしています。
(1984年9月発売)
16.愛燦燦(あいさんさん)
小椋佳作品らしく、優しくておおらかな愛に溢れた「愛燦燦」は、発売当時CMにも使用され、世代を超えて愛される作品となりました。2007年のNHK紅白歌合戦では生前の美空ひばりの映像と小椋佳のデュエットも話題となりました。
(1986年5月発売)
17.みだれ髪
4ヶ月間の闘病生活を終え、奇跡的にカムバックした美空ひばりは、この「みだれ髪」をレコーディングし大ヒットさせました。翌1988年4月には東京ドームで復帰コンサート『不死鳥~翔ぶ!!新しき空に向かって~』を開催、5万人の観客を前に熱唱し大成功させました。
(1987年12月発売)
18.川の流れのように
アルバム「川の流れのように~不死鳥パートⅡ」に収録された「川の流れのように」は、ひばり本人の要望でシングルカットされましたが、残念ながら1989年6月24日に美空ひばりは帰らぬ人となり、この作品が生前最後のシングル盤となりました。日本人のこころの中にいつまでも生き続ける、永遠の名曲です。
(1988年12月発売(1989年1月シングル発売)