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商品説明
多様なるイスラームの最大公約数、タウヒード、シャリーア、ウンマの三極構造論。イスラームの理想と現実の関係の構造的把握から示すイスラーム回帰現象の深層。カリフ制が弱体化した時代と不在の時代に、その理念が社会生活でいかに生きられたかを「国家/ウンマ」の社会的二層構造を通して解説。現代の危機をこえる希望のイスラーム論。
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収録内容
1 | 序章(イスラームの三極構造―タウヒード・シャリーア・ウンマの有機的連関 |
2 | イスラーム社会形成の歴史) |
3 | 第1章 タウヒード―イスラームの世界観(タウヒードとは何か |
4 | 等位性 |
5 | 差異性 |
6 | 関係性) |
7 | 第2章 シャリーア―イスラームの倫理と法(シャリーアとは何か |
8 | 五行(宗教的義務) |
9 | 社会関係法と私的関係法) |
10 | 第3章 ウンマ―イスラーム共同体(ウンマとは何か |
11 | 理想のウンマ―預言者と正統カリフの時代 |
12 | 国家の時代におけるウンマ |
13 | イスラームの都市空間) |
14 | 終章(西欧化とイスラーム世界 |
15 | イスラーム世界の自己主張 |
16 | 資本主義に抗する社会 |
17 | 現代中東世界と世界史 |
18 | 世界史の今を映す鏡、パレスティナ) |