オリジナル・サウンドトラック 風をつかまえた少年

2001年、大干ばつが襲ったアフリカの最貧国マラウイ。飢饉による貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアムが、図書館で出会った一冊の本を元に、独学で風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた奇跡の実話。この体験を描いた原作は23カ国で翻訳され、世界的ベストセラーとなり、ここ日本でも文部科学省に選定されている。監督は本作で長編監督デビューとなるキウェテル・イジョフォー。学ぶことが、未来を切り開き、人生を豊かにしてくれる。主人公の少年ウィリアムのひたむきな姿が学ぶことの大切さを教えてくれる。そして、アフリカの壮大な自然とそこに生きる厳しさを音楽で表現するのは、『セントラル・ステーション』『シティ・オブ・ゴッド』『シティ・オブ・メン』『コレラの時代の愛』などを手がけたアントニオ・ピント。