花組博多座公演 ミュージカル『マジシャンの憂鬱』 レヴュー グロリア『Jubilee (ジュビリー)』

■『マジシャンの憂鬱』: 20世紀半ば、ヨーロッパのとある国。上流階級の人々の間で人気のあるクロースアップ・マジシャンのシャンドールは、ある時、客の一人である貴族の女性が、愛犬の行方がわからないと嘆くのを聞き、その居場所を見つけ出すかのようなマジックを披露する。やがて彼の言葉の通りその犬が発見されたことから、シャンドールは透視術を持ったマジシャンとして世間で評判となっていく。ある日、街に出たシャンドールは一人の女性に後を付けられていることに気付く。不審に思った彼が声をかけると、その女性は宮廷に仕えるヴェロニカという者だと告げ、今すぐある人物に会ってもらいたいと話す。力ずくでも連れていこうとするヴェロニカの強引さに、シャンドールは仕方なく彼女と共にある場所へと向かう。案内された先は、皇太子ボルディジャールの邸だった。そこで、シャンドールはボルディジャールから、三年前、妃マレークが亡くなった交通事故について調べて欲しいという依頼を受ける。切々と思いを伝え、事故現場で透視をしてもらいたいと頼むボルディジャールの様子を見兼ねた彼は、その依頼を引き受けるのだった。だが事故現場を訪れたジャンドールは、突然何者かに狙撃されてしまう・・・。■『Jubilee (ジュビリー)』: Jubileeーそれは、記念祭や祝典を表す言葉。宝塚歌劇110周年、そして新生花組誕生を記念して栄光と歓びを表現した祝祭感溢れるレヴュー。特典映像には稽古風景を収録。[主な出演者 (公演プログラム記載順)] 永久輝せあ・星空美咲・聖乃あすか・紫門ゆりや (専科)高翔みず希・凛城きら