ジャッキー・マクリーン・クインテット [生産限定盤]

65周年特別企画「ブルーノート決定盤! 1500シリーズ 第2期」 24bit最新デジタル・リマスタリング。 ドーハム、クラークら旧知の仲間が集まった、ブルーノート"幻盤"のうちの1枚。60年代ジャズ・シーンを駆け抜けていくマクリーンにとっては異色の構成、異色の作品。録音は完了、レコード番号も「4116」と決まっていながら、発売されなかった幻のアルバム。1976年、東芝EMIの手によって発掘されるまで長い眠りについていた。おそらく直前に「レット・フリーダム・リング」(4106)が発売されていたことが理由だろう。トランペットにケニー・ドーハムが参加、さらにピアノがソニー・クラークという豪華なメンバーによる、アルト・サックスの雄ジャッキー・マクリーン1962年の貴重な記録。「ザ・スリー・マイナーズ」や「ブルース・フォー・ジャッキー」など、その後のマクリーンの飛翔を思えば保守的に響くが、このアルバムで聴ける情熱的なマクリーン節こそ最大の魅力。