クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス [SHM-CD] [完全生産限定盤]

1968年発表。60年代後期、サンフランシスコ・サウンドの伏兵的な存在であったQMJの遅すぎたデビュー作。60年代のサンフランシスコのロックの中でも、最後の重要なバンドと評判になっただけあって、このデビュー作のレコーディングには破格の金額が投じられた。実際、最後を締めくくる「ザ・フール」だけでも、彼らがありきたりなロック・バンドではなかったことが実感できる。12分にも及ぶこの曲では、当時のサイケデリック・ロックの神髄に触れることができる。2005年デジタル・リマスタリング。