30代に入った著者が、己れの存在の根元に突きささる鋭い痛みの感覚をもって状況への誠実な発言を続ける。
わが子、光へ――心をこめて贈る魂の花束!『恢復する家族』の良き読者たちに励まされ、再び綴られた共生の記録。感動の長篇エッセイ
父のやさしい文と母のあたたかい画。人の心を癒し、恢復させる力は、どこにあるのか。感動の長篇エッセイ。
「被爆者の自己救済行動」「沖縄の戦後世代」他ヒロシマ、沖縄、核基地、憲法についての諸エッセイと、「安部公房案内」「中野重治の『梨の花』の文章」等戦後文学への豊かな考察を示す作家・作品論。全55篇...