本格ミステリ作家クラブが選んだ2018年のベスト本格ミステリ短編の最高峰!
雪降る晩、旅籠で宿泊した同心が遭遇した不思議な密室殺人を描く表題作ほか、滋味溢れる八編。『恋牡丹』では描ききれなかった、戸田親子、そして元花魁の活躍。
『八丁堀の鷹』の二つ名を持ちながら園芸を愛する同心、心優しきその息子――二人が解き明かす四つの謎。『屍人荘の殺人』と競った、新たな時代ミステリの書き手が登場。滋味溢れる時代ミステリ。