作品中の家電製品の描かれ方を軸に文学を語る、新しくて深い書評エッセイ。『電化製品列伝』を改題。
アンティーク屋の2階に居候暮らしを始めた「僕」。店長、常連さん、店長の孫たちなど彼を取り巻く人々と時間の流れを丹念に描く。
日本文学の若き才能を世界へ発信すべく創設された大江健三郎賞の選評・対談他を収録。文学を愛する全ての人へ贈る熱いメッセージ!
あまりにも美しい、四季を彩る“季節の名前”。古来伝わる「二十四節気七十二候」に導かれ、手練れの十二人がつむぐ匂やかな小説集。
2015年1月、小社は小説誌「アンデル 小さな文芸誌」を創刊します。心に残る個性豊かな物語をお届けします。
小説家って面白い! 無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。 大人気番組、ついに書籍化!
女ごころを書いたら、女子以上!ダメ男を書いたら、日本一!!長嶋有が贈る、女主人公五人VS.男主人公五人の夢の紅白短篇競演。あの代表作のスピンオフやあの名作短篇など、十篇を収録した充実の一冊!
ごめんねといってはいけないと思った。「ごめんね」でも、いってしまった。―埼玉郊外の下請け会社に、事務として中途入社した、澤野睦美。恋人・四郎と同棲する彼女に、不意に訪れた心変わりとは?話題の表題...
作品中の家電製品の描かれ方を軸に文学を語る、新しくて深い書評エッセイ。小川洋子『博士の愛した数式』のアイロン、吉田修一『日曜日たち』のリモコン、花輪和一『刑務所の中』の電気カミソリなど、作家が作...
風呂の攪拌(かくはん)棒を人にあげたがる女、鋸(のこぎり)を上手に使う娘、北の湖を下の名前で呼ぶフランス人、そして空気の抜けるような相槌をうつ主人公......。自覚のない(少しだけの)変人たち...
会社をやめ、妻と離婚したけど、別れた後も彼女から連絡が......男女の行き違いを絶妙な距離感で描く長嶋有、初の長篇!
小学生の慎と母は母子家庭。その母が「結婚するかも」と恋人を紹介して......第126回芥川賞を受賞した傑作短篇集!
失業中(男)。喫茶店でバイト(女)。妻と姉と海外旅行中(男)。パチンコ店勤務(女)。こんな主人公たちの短篇集