読み込み中... loading....
本日配信開始の新刊

障がい者になったよ!~見えない障害や後遺症が誤解を生んでしまう(1)

障がい者になったよ!~見えない障害や後遺症が誤解を生んでしまう(1)
電子書籍版
試し読み 試し読み
※試し読みにはNeowing eBook Readerが必要です。 ダウンロードはこちら
価格 324円(税込)
ポイント還元 3ポイント(1%)
対応端末
  • PCPC
  • iOSiOS
  • AndroidAndroid
販売開始日 2019/03/15
ファイル形式 epub

ついに見えない障害や後遺症を、説明しなければならない人生が始まった。
退院して乗って帰ってきた車を自宅の前に止めていた。そのことで、ご近所さんからすぐに苦情が来た。そのことは当然だと思っている。ただそれは私がやっと我家の玄関に辿りついた時だった。邪魔だから移動させろと言われている私。まだ歩けない。車椅子も持っていなかった。我家の駐車場は家から離れた場所にある。
この時すでに私の体には異変が起こり始めていた。自分の体の異変に、私は驚きと恐怖を感じて恐かった。説明しなくてはいけないことは自覚している。ただこの時は余裕が無かった。
すでに私は、意識不明になりかけていた。留守中の、いろんなことを話そうとしているのは、分かっていた。退院したての頃この私の下半身の痺れは、猛烈なものだった。外からは見えない痺れが増殖し始めていた。ついに私は足元から崩れるように、廊下に倒れ込んで行った。ちょっとだけ待ってほしかった。座れば、意識は快復してくるはずだ。だが座るのにもまだ不慣れだった。その間も好奇の目だけが私に向けられた。
いくら自分の体の中で起きている後遺症を、障害を説明しようとしても、相手には見えない。見えないものを説明しなければならないのは、とてつもなく難しかった。

良歌の宮・こころ関連作品

いるかネットブックス関連作品

「ノンフィクション・ドキュメンタリー」カテゴリ