作家 | 國分功一郎 |
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出版社 | 晶文社 |
販売開始日 | 2019/10/04 |
3.11で原子力の平和利用神話は崩れた。人間の叡智は原子力に抗し得なかった。哲学もまた然り。しかし、哲学者でただ一人、原子力の本質的な危険性を早くから指摘していた人物がいる。それがマルティン・ハ...
価格 | 781円(税込) |
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ポイント還元 | 7ポイント(1%) |
対応端末 |
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ページ数 |
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販売開始日 | 2020/11/18 |
紙書籍版 | 取り扱い中 |
私たちはまだ、「自由」を知らない――。
覆される常識の先に、ありえたかもしれないもうひとつの世界が浮かび上がる。
気鋭の哲学者による、心揺さぶる倫理学(エチカ)入門。
★現代人の「思考のOS」を書き換えるスピノザ哲学のエッセンス★
□すべての個体はそれぞれに完全である。
□善悪は物事の組み合わせで決まる。
□「力」こそ物の本質である。
□自殺や拒食の原因は人の内側にはない。
□一人ひとりの自由が社会の安定につながる。
□必然性に従うことこそ自由である。
□自由な意志など存在しない。
□意志は行為を一元的に決定しない。
□真理の外側に真理の基準はない。
□新しい主体のあり方が真理の真理性を支える。
*「NHK 100分de名著」『スピノザ エチカ』に新章を加えた増補改訂版*
[目次]
はじめに
1. 組み合わせとしての善悪
1)スピノザとは誰か
2)哲学する自由
3)神即自然
4)『エチカ』はどんな本か
5)組み合わせとしての善悪
6)善悪と感情
2. コナトゥスと本質
1)コナトゥスこそ物の本質
2)変状する力
3)多くの仕方で刺激されうる状態になること
4)コナトゥスと「死」の問題
5)万物は神の様態
6)神は無限に多くの属性から成る
7)コナトゥスと社会の安定
3. 自由へのエチカ
1)「自由」とは何か
2)自由の度合いを高める倫理学
3)自由な意志など存在しない
4)行為は多元的に決定されている
5)現代社会にはびこる意志への信仰
4. 真理の獲得と主体の変容
1)スピノザ哲学は「もうひとつの近代」を示す
2)真理は真理自身の基準である
3)真理と向き合う
4)物を知り、自分を知り、自分が変わる
5)主体の変容と真理の獲得
6)AIアルゴリズムと人間の知性
5. 神の存在証明と精錬の道
1)懐疑の病と治癒の物語
2)真理への精錬の道
3)精錬の道は自ら歩まねばならない
4)対話相手としてのスピノザとデカルト
おわりに
作家 | 國分功一郎 |
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出版社 | 晶文社 |
販売開始日 | 2019/10/04 |
3.11で原子力の平和利用神話は崩れた。人間の叡智は原子力に抗し得なかった。哲学もまた然り。しかし、哲学者でただ一人、原子力の本質的な危険性を早くから指摘していた人物がいる。それがマルティン・ハ...
作家 | 國分功一郎 互盛央 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社選書メチエ |
販売開始日 | 2019/07/13 |
二人の著者が相手に触発されつつ交互に書き連ねる16のエッセイ。書物について縦横無尽に語られる、情熱にあふれた稀有な1冊!
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社現代新書 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社現代新書 |
販売開始日 | 2020/12/16 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社現代新書 |
販売開始日 | 2020/11/18 |
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作家 | NHKスペシャル取材班 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社現代新書 |
販売開始日 | 2020/11/18 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社現代新書 |
販売開始日 | 2020/11/18 |
経済学はなぜ人間の生から乖離し、人間の幸福に役立たなくなってしまったのか? 経済学の堕落の跡をたどると同時に再生の可能を探る
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出版社 | 中央公論新社 |
レーベル | 中公新書ラクレ |
販売開始日 | 2020/12/11 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社学術文庫 |
販売開始日 | 2020/12/10 |
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販売開始日 | 2020/11/30 |
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