世界的建築家・磯崎新。その軌跡の第一歩となる伝説の単著。一九六〇年代を通じて記された論文・エッセイをクロノジカルに並べ、状況と対峙・格闘した全記録がここにまとまる。
レオノール・フィニー、ルネ・マグリット、バルテュス、ハンス・ベルメールなど、偏愛するシュールレアリストたちの作品世界に遊びながら、その特異な幻想世界を解剖するイメージ・エッセイ集。
幻想画家論はここからはじまった。バルテュスをはじめて正当に評価したエッセイなど、もはや伝説となったマニエリスムの聖典。
対話形式で古今東西の裸婦をテーマにした美術作品を紹介。バルテュス、ベラスケスなどの作品が軽快な語り口で生き生きと語られる。