日用雑器の中に真の美を発見しようとした「工芸美論」。民芸運動の推進力となった。
印象派から立体派への近代美術の流れのなかで最も重要な役割をはたした画商の回想録。セザンヌ、ゴーガンなど多くの無名の画家たちを売れない時期から支援して大成功した。画家たちの豊富なエピソードがおもしろい。
柳宗悦の「工芸・民芸」論の到達点!
20年近くの時間をかけて日本全土をくまなく旅し、自分の目で見、選び取って紹介した「手仕事案内記」
朝鮮の芸術の独自性と魅力のありかと、そのよってきたる理由を探る。
失われた江戸芸術への愛惜を細やかに論じた荷風の芸術論集。これは一つの日本文化論でもある。