出張したはずの夫を夜の盛り場で見かけた翌日、不倫相手だった上司の死体がホテルの一室で発見された。東京とペナンを結ぶ傑作推理。
ついに、ここまできた――。前人未到、孤高の警察小説が誕生した。東京・池袋の路上で男の死体が発見された。目撃者もなく捜査は難航、しかし「あること」がきっかけ...
藤、芙蓉、彼岸花、桜、菊、石楠花、月下美人、桔梗などで知られる京都の古刹が舞台。トリックの女王による本格ミステリー連作集。
京都の外国人用ガイドが案内した清水寺で、フィリピンの貿易商が惨殺された。彼の右手に1個の10円玉。貿易と政争からむ推理長篇。
遺体なき殺人事件を捜査する刑事・信楽征一郎。年間9万件の届出がある行方不明者届、その中には殺されている人も大勢いる。暗い地面の下に埋められた遺体の声なき声...
エボラ出血熱の真性患者が東京で発見された。第一次感染者と思われる女は行方不明。ウイルス漏出説を探る新聞記者は殺されてしまう。