作家 | 中井英夫 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社文庫 |
販売開始日 | 2019/07/18 |
紅司が密室状態の風呂場で謎の死をとげた。叔父の橙二郎も密室で急死、怪しい人物が浮かび上がったが...。
戦争の傷をその後の人生に刻した三姉妹を美しい宝石箱の虚になぞらえ、妖美壮麗の小説世界を築く幻想文学の傑作。4部作連作完結篇。
地上の一隅にたしかに存在する影の王国、すなわち人外境。イマージュに光沢と飾り付けを与え、短篇の至芸を示す作品集。
ゴシック風の豪奢な洋館のサロンで開かれる賀宴の出席者は、10人の客とサロンの女主人と令嬢。現実と非現実をあざなう奇譚の数々。
著者が熱愛する短篇形式への供物として捧げた13の幻想譚は、手作りトランプのように装飾にみち色鮮やかに語られる。伝説の短編集。
作家 | 中井英夫 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社文庫 |
販売開始日 | 2019/07/18 |
紅司が密室状態の風呂場で謎の死をとげた。叔父の橙二郎も密室で急死、怪しい人物が浮かび上がったが...。