2015年8月1日から1ヶ月半に亘り、赤レンガ倉庫で開催される1970年代の音楽とアートワークを紹介するイベント"70's バイブレーション YOKOHAMA"で70年代~80年代に南青山にあった伝説のレコードショップ"パイドパイパー・ハウス"が期間限定で復活。
その"パイドパイパー・ハウス"の復活を記念して、オーナーだった長門芳郎が監修を手掛けていた「パイドパイパー・デイズ」シリーズの中から特に人気が高かったアルバムを中心にセレクションした名盤10タイトルを再発。

パイドパイパー・ハウス

1975年青山骨董通りにオープンしたレコードショップ。
タワーレコードやHMVなどの外資系レコードショップが日本に上陸する前で輸入盤を扱うショップはあまりなかった。企業系のショップもあったが、小規模な個人経営のショップが点在していた。それらの店はジャンルに特化した品揃えだった。ロック専門、ジャズ専門という具合で、さらに店によって傾向が分かれていた。
パイドパイパー・ハウスは他店ではあまり扱っていないが良質な作品が置いてあった。アメリカのシンガーソングライターだったり60年代のポップスだったり、ジャズやソウルもあり、ジャンルに関係なく店主のセンスで選んだものが並んでいるのだ。レコードだけではなく書籍、雑貨なども置いてあった。初期はカフェスペースもあった。良いものであれば洋邦問わず扱っていた。その意思に賛同したミュージシャンや音楽関係者も集まるようになっていった。山下達郎、細野晴臣、佐野元春、田島貴男などが常連だ。
パイドパイパーハウスは単にレコードを売っていただけの商店ではなく、70~80年代東京文化の一端を担っていたのである。
1986年閉店。
2代目の店主、長門芳郎はシュガーベイブ、ピチカートファイブのマネージャーをしていたことでも知られている。現在はレーベルのオーナーでありプロデューサー、ライターとしても活躍中。

70's バイブレーション YOKOHAMA

70年代の音楽を中心としたポップカルチャーを再発見しようというイベント。期間中、ポスター、レコードジャケット、雑誌、また当時から活躍する写真家の作品などの展示、このイベントでしか体験できないライブやトークショーなどが行われる。
その一環としてパイドパイパー・ハウスが限定復活する。もちろんレコードやCDを購入することができる。

会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階スペース(横浜市中区新港1-1-1)
開催期間:2015年8月1日(土)~ 2015年9月13日(日)
Offisial Site:http://www.momm.jp/70/