その生き方をそのまま表現したような放浪感を感じるスティーヴ・ヤングの69年フォークアルバム。プロデューサーとしても活動しているドン・ニックスのマッスル・ショールズで録音されたスワンプ・ロックの金字塔とも言うべき71年作品。ウッドストックの良心、ハッピー&アーティ・トラウム兄弟のザ・バンドとの繋がりも感じる70年と71年のフォークロック2作。最後は英国のゲイ&テリー・ウッズ夫妻による深い緑の森を思わせる英国トラッドフォークの世界。75年作。この音楽がアメリカ音楽のルーツであることにも気づかされる。

今回も長い間入手困難だった良質な作品が揃っています。