公開初日の満足度ランキングで1位(91.5点)獲得と観客評価も高く(※ぴあ劇場出口調査)、パッケージ化が待ち望まれていた本作。

サカサマの少女=パテマ役には、人気急上昇中の藤井ゆきよ。
少年エイジを演じるのは人気実力ともにトップの岡本信彦、脇を固める声優陣には、内田真礼、安元洋貴、土師孝也と、人気実力ともに兼ね備えた豪華キャストたちが、作品をもり立てる。

そして音楽は、幅広く活躍する作曲家・大島ミチルが担当。アニメ「鋼の錬金術師」、NHK大河ドラマ「天地人」などを多く手掛けている作曲家と言えば、アニメに詳しくない人でもピンッとくるだろう。
ちなみに、Blu-ray、DVD限定版には好評な劇中楽曲を収録した特製サウンドトラックCDが同梱される。

世界で最も大きなアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭に正式招待されたのを皮切りに、第26回東京国際映画祭での特別招待作品としてのジャパン・プレミア上映が行われ、スコットランドで開催されたアニメーション映画祭Scotland Loves Anime2013では観客賞、審査員賞のW受賞。
第8回アブダビ映画祭、第8回ローマ国際映画祭「アリス・ネラ・チッタ(都会のアリス)」のコンペ部門での出品、第7回アジア太平洋映画賞最優秀アニメーション部門では「風立ちぬ」と並びノミネート。
さらに、日本でもVFX-JAPANアワード2014優秀賞のほか、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞に「新世紀ヱヴァンゲリヲン新劇場版 Q」らと肩を並べての受賞するなど、国内のみならず海外でも高い評価を受けている。

さらに早期予約特典として「茶山隆介描き下ろし「サカサマのパテマ」特製ポートレイト」(※メーカー特典)プレゼント実施中。詳細は、特典ページにて。
「サカサマのパテマ」特典ページへ

CAST

パテマ:藤井ゆきよ(「スマイルプリキュア!」)
エイジ:岡本信彦(「青の祓魔師」)
ポルタ:大畑伸太郎(「機動戦士ガンダムAGE」)
ジィ:ふくまつ進紗(「パプリカ」)
ラゴス:加藤将之(「宇宙兄弟」)
ジャク:安元洋貴(「男子高校生の日常」)
カホ:内田真礼(「中二病でも恋がしたい」)
イザムラ:土師孝也(「ハリー・ポッターシリーズ」)

スタッフ

原作・脚本・監督:吉浦康裕
アニメーションキャラクターデザイン・作画監督:茶山隆介
コスチュームデザイン:杏仁豆腐
作画監督:又賀大介
美術監督:金子雄司
CG監督:安喰秀一
動画監督:大谷久美子
色彩設計:井上あきこ
音響監督:山岡晃
音楽:大島ミチル
歌:Estelle Micheau

ストーリー

手を離したら、彼女は空に落ちていく。
初めて見る、サカサマ・トリップ・スペクタクル。

――かつて、大異変が人類を襲った。そして、時は流れ・・・。
夜明け直前の‘空’を見上げる少年、エイジ。彼の住むアイガでは、「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と‘空’を忌み嫌う世界であった。そこに、突然現れた‘サカサマの少女’。
彼女は、必死にフェンスにしがみつき、今にも‘空’に落ちそうである。彼女の名まえはパテマ。地下世界から降ってきた。
エイジが彼女を助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるように二人は空へ飛び出した。恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。
この奇妙な出会いこそ、封じられた<真逆の世界>の謎を解く、禁断の事件であった。
その頃、アイガの君主イザムラの元には、「サカサマ人」があらわれたとの報告が届く。イザムラは、治安警察のジャクに捜索を命じるのだった・・・。
公式サイト:http://patema.jp/
(C)Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee 2013

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スタッフのつぶやき

吉浦康裕(スタジオ六花)のブレイク作としてあげられる作品は「イヴの時間」ではあるが、一番最初に心惹かれたのは、個人制作でありながら商業アニメデビューを飾った「ペイル・コクーン」だったりする。
この後、グループワーク(少人数)での作品制作になっていくわけだが、個人制作のレベルでここまでクオリティの高い作品が出来るのかと驚いたくらい。
※この当時、新海誠監督「ほしのこえ」を始めとした個人制作アニメがドーンとでてきた。

・・・当時はまだ弊社で扱っておらず、買うから扱えと弊社の某スタッフにねじ込んで仕入れて貰い、購入に至ったのは良い思い出(笑)。

さて、この「サカサマのパテマ」は、劇場版本編の序章にあたる物語全4編がWebで配信されている。公式サイトからチェックできるので、忘れずに観ておくことをオススメする。

ああっと、「イヴの時間」に触れてないからって「イヴの時間」が嫌いと思われると心外なのでフォローしておくと、大好きです。アニメブログ(アニメ出張版。外部に飛びます)の方で熱病に侵されているかのように以前書いたので、こちらでは触れるだけにしてます(笑)