カズオ・イシグロ

長崎県出身の日系イギリス人小説家。5歳まで長崎県に住んでいたが、両親の仕事の都合でイギリスに渡英。

1982年に『女たちの遠い夏』(日本語版はのちに『遠い山なみの光』と改題)で王立文学協会賞を受賞し作家デビュー。

1989年に『日の名残り』で英語圏最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞。また、本作はアンソニー・ホプキンス主演で映画化もされている。

2005年に発表された『わたしを離さないで』は2010年にマーク・ロマネク監督により映画化、2014年には蜷川幸雄演出、多部未華子主演で舞台化、2016年1月から綾瀬はるか主演でテレビドラマ化された。

そして、2017年にこれまでの功績が認められノーベル文学賞を受賞。スウェーデン・アカデミーはイシグロ氏が「世界とつながっているという幻想的な感覚にひそむ深淵(the abyss beneath our illusory sense of connection with the world)」をあらわにしたことを受賞理由に挙げた。

カズオ・イシグロ作品

王立文学協会賞を受賞したデビュー作『遠い山なみの光』、ブッカー賞受賞作『日の名残り』、日本で舞台化、ドラマ化もされた『わたしを離さないで』などカズオ・イシグロの名著の日本語翻訳版です。
紙書籍・電子書籍共に取り扱いがございます。

紙版

電子書籍版

映像化されたカズオ・イシグロ作品