1月 青山学院大学 箱根駅伝4連覇

正月の第94回箱根駅伝で青山学院大学が史上6校目の4連覇を達成。往路2位・36秒差から山下りの6区で逆転するとそのまま大手町まで独走。原監督のマネージメントも改めて注目される結果となりました。

2月 平昌・スポーツ冬の祭典

平昌で開かれた4年に一度のスポーツ冬の祭典で、日本勢が金・4個、銀・5個、銅・4個のメダルラッシュ!

フィギュアでは羽生結弦が2連覇で宇野昌磨も銀、スピードスケートでは女王・小平奈緒や髙木美帆姉妹などが栄冠、髙梨沙羅も念願のメダル、「そだね~」の爽快が日本中を眩しくさせたカーリング女子など、見どころ満載の大会でした。

金メダル

スケート・スピードスケート
女子500m:小平奈緒
女子チームパシュート:髙木美帆、菊池彩花、佐藤綾乃、髙木菜那
女子マススタート:髙木菜那
スケート・フィギュアスケート 男子シングル:羽生結弦

銀メダル

スキー・ノルディック複合 ノーマルヒル個人:渡部暁斗
スキー・スノーボード 男子ハーフパイプ:平野歩夢
スケート・スピードスケート 女子1,000m :小平奈緒
女子1,500m:髙木 美帆
スケート・フィギュアスケート 男子シングル:宇野昌磨

銅メダル

スキー・ジャンプ 女子ノーマルヒル個人:髙梨沙羅
スキー・フリースタイル 男子モーグル:原大智
スケート・スピードスケート 女子1,000m :髙木美帆
カーリング 女子団体戦:吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤澤五月、本橋麻里

4月 エンゼルス・大谷翔平 二刀流で衝撃のメジャーデビュー

ShoTime(ショータイム)!ビッグフライ、オオタニサーン!

北海道日本ハムファイターズから米国メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍。本場アメリカでも、かのベーブ・ルース以来これといった成功例のない投手と打者の「二刀流」で鮮烈なデビューを飾りアメリカ中が大フィーバーに。

投手として4勝2敗、防御率3・31、打者として打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁。数字以上のインパクトを残して見事ア・リーグの新人王を獲得しました。

5月 ガバナンス問題、そしてイニエスタ

日大アメフト部の悪質タックル問題に端を発して、体操界、アマチュア・ボクシング界などで不正やハラスメントなどのガバナンス問題が次々と明るみに。

サッカー元スペイン代表・イニエスタがJリーグ・ヴィッセル神戸に移籍!世界中を魅了するバルセロナの現役バリバリ・ワールドクラスをまさかJリーグで見れるとは…。後に同じく元スペイン代表の貴公子フェルナンド・トーレスもサガン鳥栖に移籍するなど、2018年はワールドクラスがぐっと身近になった年でもありました。

6月 サッカー ロシア大会 大迫半端ないって!

大会直前にハリルホジッチ監督が解任、西野朗氏が就任するなどゴタゴタが絶えず不安視されたロシア大会。

蓋を開けるとコロンビア戦の「大迫半端ないって!」なゴールで波に乗ると見事グループリーグを突破。ベスト16で優勝候補のベルギーに2-0とリードするも逆転をくらい悔しい敗戦。乾貴士のドリブルやミドルシュート、ち密なパスワークなど個人でもチームとしても世界と伍して闘えた場面も多数あり、日本サッカーの新しい道が見えた大会でもありました。

7月 羽生結弦が最年少で国民栄誉賞に

ソチに続き平昌でもフィギュアスケート男子シングルで金メダルに輝いた羽生結弦が23歳の最年少で国民栄誉賞を受賞。

8月 夏の甲子園、大阪桐蔭が春夏連覇。秋田の金足農フィーバー

記念すべき100回大会をむかえた夏の甲子園では、大阪桐蔭が史上初2度目の春夏連覇を達成。前評判通りに圧倒的な強さをみせました。

秋田県勢として103年ぶりに決勝進出した県立金足農業高校の活躍も話題に。全国から有望な選手を集められない公立高校の快進撃に、地元秋田のみならず全国から賞賛の声があがりました。エース・吉田輝星投手は北海道日本ハムに入団が決定。

9月 大坂なおみ 全米オープン制覇

女子テニス・大坂なおみが全米オープンを制し日本人初の四大大会優勝を飾りました。試合外での飄々としてナチュラルな立ち振る舞いも話題に。いまだ21歳、これから世界のトップを走り続け真のスターへと上り詰めようとしています。

11月 ホークスが日本シリーズ2連覇 甲斐キャノン炸裂!

福岡ソフトバンクホークスが広島カープをやぶり日本シリーズ2連覇!

ホークス初のクライマックスシリーズ下剋上からの日本シリーズとなり、強肩キャッチャー・甲斐の盗塁阻止「甲斐キャノン」でカープの走る野球を封印。工藤監督は歓喜の胴上げとなりました。

11月 Jリーグ 川崎が2連覇、鹿島が初のACL王者に

混乱が混乱をよんだ2018年のJリーグは、序盤に広島が独走も川崎が後半に怒涛の追い上げ。最終的に2位に勝ち点11点差をつけ貫禄のリーグ2連覇。

ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)では鹿島アントラーズが念願のタイトルを獲得。2017年の浦和レッズに続き2年連続でJリーグ勢がACL王者となりました。