次世代のビジュアルシーンを担う新旗手が遂に登場!

2011年2月にバンド結成、そして3月に行われたファーストライブもソールドアウト。
インディーズ時代のシングル「U -smeh-」オリコンインディーズチャート1位を獲得。
そして2011年11月に発売されたファーストアルバム「STARTiNG OVER'S」も初回盤が即日完売と結成以来、急成長を続けるユナイト。

そんな彼ら、ユナイトのニューシングル「約束」が2012年6月27日にリリースされた。
リード曲となる「約束」は卓越したメロディーと爽やかな疾走感のあるサウンドの中にも切ない歌詞が心に残るナンバー。
そして打って変わって限定盤2曲目に収録されている「退廃レトリック」ではヘヴィーでダイナミックなサウンドを聴かせてくれる。

アグレッシブなシャウトを聴かせてくれる通常盤2曲目に収録の「Love_Duck_Core_Nothing」、“ありがとう”のメッセージが目を惹く3曲目の「Grateful Word」。
そのどれもがクルクルと目まぐるしく変わる様々な表情を見せてくれており、シングルとは思えない程のボリューミーな充実の内容となっている。

クオリティの高い楽曲を生み出せるクリエイターとして視点とバラエティに富んだサウンドを展開出来る間口の広い音楽性はユナイトならではの最大の武器だと思う。

2012年8月22日にはライブDVD『UNiTE. FIRST ANNIVERSARY ONEMAN LIVE [U&U's -ANSWER-] AT AKASAKA BLITZ 20120329』、そして9月22日には更なるニューシングル「イオ」のリリースも予定されている。
ユナイトの快進撃はまだまだ始まったばかり。
今後、更なる活躍が期待される彼らの作品に是非触れてみてほしい。

Profile

公式サイト:ユナイト official web site

http://unite-jp.com/

ユナイトインタビュー

まず最初にそれぞれ自己紹介をお願いします。

結:ヴォーカルの結です。よろしくお願いします。

椎名未緒:ギターの椎名未緒です。よろしくお願いします。

LiN:ギターのLiNです。よろしくお願いします。

ハク:ベースのハクです。よろしくお願いします。

ゆきみ:ドラムのゆきみです。よろしくお願いします。

ではみなさん自分以外のメンバーのみなさんのチャームポイントを教えて頂けますか?

ハク:じゃあ、俺から、可愛いポイントですよね?

そうです、そうです。

ゆきみ:チャームなポイント(笑)。

ハク:結さんは真っ直ぐです。ストレートです。ストレート過ぎて心配になるぐらいストレートです。

そこがチャームな。

結:(笑)。

ハク:雑学を知らないというか、変なところを知らないというか無知な部分があって・・・、ハイ。

ちょっとチャームじゃないゾーンに・・・。(笑)

(一同笑)

ハク:ゆきみ君はもっとチャームじゃないんですけど、口が悪いです。

(一同笑)

ハク:運転中、メンバー全員そうなんですけど、運転中によくキレます。

運転すると人が変わっちゃうタイプなんですか?

ハク:そこまでは変わらないんですけど、ちょっとスイッチが入るって感じです。

ゆきみ:チャームですね。

そうですね、とっても(笑)、「オラ、オラー!」とか言ってても、うん、チャームだねって思う感じなんですね。

ゆきみ:全然チャームですよ(笑)。

ハク:おい、タクシーに負けんなぁ!!とかって。

ゆきみ:うん、チャームじゃないの(笑)。

(一同笑)

ハク:LiN君は全てがチャームポイントですね。普段の行動からしてチャームポイントです。いちいち面白いんです。不思議なことばっかするんで、その一瞬、一瞬がチャームポイントです。たぶん、お話している時にわかると思います。

ハク:未緒さんは何でしょうね。チャームではないんですけど、非常に責任感がある。

(一同笑)

ハク:リーダーらしいお方ですね。

そこも素敵なところですからね。

ハク:はい、ホントにリーダーっていう感じですね。

頼れる感じ。

ハク:頼れますね。パパです!

パパ・・・(笑)。

(一同笑)

椎名未緒:違います。

(一同笑)

椎名未緒:パパじゃないです。

パパって思われていることに既に気づかれているのかなと(笑)。

椎名未緒:チョイチョイ、言われています。

パパって呼ばれてるんですね?

(一同笑)

椎名未緒:いや、パパとは呼ばれてないです(笑)。どんな人ですか?って聞かれた時に、ハク君にはパパみたいな人ってよく言われますね。

じゃあ、可愛がってあげて下さいね。

椎名未緒:・・・そうですね。

(一同笑)

でもみなさんそれぞれ素敵なところがあるということですよね。では結さんはいかがですか?

結:はい、ハク君はですね。すごいクールな風に見えて、コメント動画とかで、「あっ、もう一度お願いします!」って言うところが可愛いです。

(一同笑)

結:納得が行かないと何回でもちゃんと録りたいんだなってところが可愛い。後、噛んだりするところが可愛いです。

ハク:・・・。

ハクさん、ちょっと今、遠い目をしましたね(笑)。

ハク:シ、シャイです(笑)、自称シャイです。

では今、頑張って喋って頂いている感じなんですね。

ハク:はい、すごい頑張っています。

ではその頑張りに応えたいと思います(笑)。

ハク:ありがとうございます!よろしくお願いします!

(一同笑)

結:ゆきみ君はですね、先程出たんですけど、非常に男らしいのですが。

ゆきみ:(笑)。

結:男らしいですよ、別に口が悪いとかじゃないですよ。 男らしいんですけど、ライブ中の笑顔がとても素敵で可愛いです。

ドラムだとなかなか見えないから、みなさんガン見しないとですね。

ゆきみ:そうですね。

結:LiN君は歩くチャームポイントです。

(一同笑)

ハク:新しいなそれ(笑)。

結:常にチャームポイントがある感じで。

全てがチャームということですか?

結:はい。

LiN:歩くチャームポイントって何か良いな。

ゆきみ:あるチャー。

(一同笑)

結:未緒さんはリーダーで、しっかりしているんですけど、ライブとかで中央に集まった時にチラッて見た時のスマイルがとても癒されますね。

なるほど笑顔を振りまいている感じなんですね。

結:ライブ中の楽しみです。

ではライブを見た時にはその笑顔をチェックしないとですね(笑)。

(一同笑)

椎名未緒:は、はい・・・。

(一同笑)

ではゆきみさんはいかがでしょう。

ゆきみ:ハク君はですね。結構アホなとこが好きですね。

ハク:(笑)。

ゆきみ:アホなことを言ってくれるところが。

ハク:言いますね。

ゆきみ:一見そういうことを言わなそうじゃないですか。

確かにそうですね。

ゆきみ:言わなそうなのに言うから面白いっす。

ハク:くだらないことが大好きなんです。

ゆきみ:アハハハ。

じゃあ、ユーモアのセンスがあるということですかね。

ハク:センスはたぶんあまり無いんですけど(笑)。

じゃあ、天然な感じで。

ハク:どうなんでしょう?

ゆきみ:俺は好きだよ(笑)。

(一同笑)

ゆきみ:結さんはカリスマですね。 歩くカリスマ、さっき歩くチャームとか言ってましたけど、歩くカリスマですね。

すごくないですか?カリスマですよ?

(一同笑)

ゆきみ:カリスマですね。あるカリです(笑)。

結:電池みたいですね(笑)。

ゆきみ:LiN君はいろんなとこに寝てます。

そこはチャームなんですね?

ゆきみ:チャームですね。

LiNさんは起きている時も寝ている時もチャーミングな方なんですね。

ゆきみ:寝てるってガーガー寝るわけじゃないですよ、寝転がる。

あぁ、寝姿みたいな。

LiN:そうですね。寝てる時はミイラです。

(一同笑)

ゆきみ:未緒君は完璧なんですけど、たまにチョンボやった時が安心する。

(一同笑)

ゆきみ:わかる?安心感が。

椎名未緒:一人一人あるんですよね。

ゆきみ:そう、そういう時に安心する。

たまにはこういうこともあるんだみたいな。

ゆきみ:うん(笑)、と思いますね。

そこが可愛いところ。

ゆきみ:可愛いですね。

すごいですね。褒めているような、いないような(笑)。

ゆきみ:全員褒めてますよ。

あっ、良かったです。

(一同笑)

結さんは歩くカリスマでしたものね。

ゆきみ:最強の褒め言葉です(笑)。

なるほど、ではLiNさんはどうでしょう?

LiN:ハク君は喋らなければカッコイイ。

ハク:(笑)。

褒めてはいるんだけれど、心にちょっとモヤッとしたものが残りますね(笑)。

LiN:後、何でしょう。魚に似てる、歩く魚。

(一同笑)

ハク:魚(笑)。

LiN:そこが良いところですね。
あのウーパールーパーって水を少なめにして育てると、エラ呼吸に進化するんです。変体するんですけど、そのタイプです。

(一同笑)

そ、そうなんですね。ウーパールーパーの進化のことはそうなんだ!と思ってビックリしたんですが、やっぱり褒めていない気がしますね。

LiN:良い魚って感じで、魚の中なら優秀な方です。

(一同笑)

LiN:結さんは優しいですね。あんまり怒らない・・・いや、怒る。

(一同笑)

LiN:何だろうね。

結:何ですか(笑)。

LiN:俺、こういう人に初めて出会ったんですよ。なんかニュータイプのバカって感じで。

結:(笑)。

LiN:はい。

LiNさんが笑顔でチャーミングにみんなに毒を吐いているという感じですね。

結:大分パンチが効いてますね(笑)。

LiN:ちょっと!次、ゆきみ君のだから。

結:あぁ、そうですか(笑)。

(一同笑)

LiN:ゆきみ君はドラムの人ってライブ中は全員、立ち位置的に奥にいるじゃないですか、それだけじゃなくてドラムの人って華のある人が少ないじゃないですか。
俺が知ってる限りだと、ステージの前方にはいろんなパートのメンバーがいて、その中でドラムの人に目が行っちゃう人があんまりいないんですけど、ゆきみ君は目が行きます。華やかなんです。

ゆきみ:嬉しいですね。

LiN:未緒さんはチョコボに似てます。お化粧してる時の髪型がすっごい似てるんです。

それがチャーム・・・。

LiN:可愛いです。

そ、そうですね(笑)。

LiN:普通にすごいファンだったんで。

それはチョコボに似てるからってことではなくて?

(一同笑)

LiN:好きな人がたまたまチョコボに似てる一面があったんです。

あぁ、なるほど(笑)、確かにあまり見たことのない髪形をされてるなっていうのは思ったんですよね。なので一番印象に残りましたね。

椎名未緒:ありがとうございます。作戦どおりですね(笑)。

そうなんですね(笑)、一応チョコボについてはどう思われますか?(笑)

椎名未緒:チョコボはそうですね・・・、心外ですね。

(一同笑)

椎名未緒:ウソです。チョコボに似せるつもりはないですけど、まぁまぁ似て見えるんだなと。

チョコボは便利だし・・・。

椎名未緒:そうですね、いろんな色もあるし。

そうなんですね。ライブでチョコボって呼ばれないかがちょっと心配ですね。

椎名未緒:最悪、叫んで頂いても。

その時はニッコリと微笑んで頂く感じで。

椎名未緒:そうですね、はい(笑)。

すごいですね。LiNさんのコメントは全員に対してパンチが効いてましたね(笑)。

LiN:歩くチャームポイントです。

ハク:紙一重にディスられた感じが(笑)。

でもゆきみさんは華のある感じで(笑)、では最後は未緒さんいかがでしょう?

椎名未緒:ハク君はえーと・・・。

ハク:コ、コワイですね(笑)。

椎名未緒:わー、言えないなぁ、これは。

(一同笑)

椎名未緒:さっきLiN君が言ってた喋らなければカッコイイみたいな。
それにちょっと似てるんですけど、アーティスト写真だけ見ると、クールで無口で男らしいドライな性格に見えるんですよ。だけどー。

(一同笑)

椎名未緒:けど意外と可愛らしい一面が。彼は年齢もちょっと下のグループに所属しているので、自分から見ると可愛らしいとこがいろいろあるなと。

ハク:クスクス。

椎名未緒:その可愛らしい部分が何かって聞かれてるんですけど、ちょっと言うと、アレだなって。

ハク:もしかして、ここでは言えないようなコトですか?(笑)

椎名未緒:そんな!(笑)、そこまで行かないよ(笑)。

(一同笑)

LiN:チャームポイントがアレって(笑)。

(一同笑)

椎名未緒:そこまで行かないけど、意外と人に優しいとかね(笑)。

ハク:らしいです(笑)。

椎名未緒:だって写真から見たら他人なんて興味ないみたいな。
人類は全員俺の下だみたいな(笑)。でも意外と逆なところがあるって俺の中で勝手に思ってる(笑)。

ハク:たぶん間違いではないですね。

椎名未緒:そういう結構可愛らしい部分があるなと思います(笑)。

(笑)確かにアーティスト写真を見るとミステリアスな感じに写っていますよね。

ハク:はい、らしいです。喋ると台無しになっちゃうんであまり喋らないようにしてますね。

なるほど、でも喋ってほしいと思う方もいっぱいいらっしゃると思うので、このインタビューでいっぱい喋って下さいね。

ハク:はい、どんどん出して行きます!

椎名未緒:結君は・・・世の中にまかり通っている正しいイントネーションってあるじゃないですか、それから溢れたものは大体訛りとか方言とかになると思うんですけど、どちらでもない発音を結構するんですよね。

結:(笑)。

椎名未緒:喋り方の基本が上ずってるんですね。

結:まぁ!そういうことですね。(笑)

(一同笑)

地方出身ということではないんですよね?

結:はい、違いますね。

じゃあ、オリジナルってことですよね?

(一同笑)

結:はい、歩くカリスマなのでオリジナルです。

俺のイントネーションを聴け的な(笑)。

(一同笑)

カッコイイ!みんな同じイントネーションになって行く感じですね。俺色に染まれ的な感じですね。

結:そうですね(笑)。

椎名未緒:それが良いっていうか、面白いなっていう時もあるし、こいつカリスマ性が台無しだなって思う時もあるんですけど、キャッチーなキャラクターだなっていうのが。
ツッコミ待ちみたいな人間なんですね。当たられ屋ですね(笑)。

(一同笑)

椎名未緒:ゆきみ君は電話を切る時の「はーい」が可愛いです。

ゆきみ:アハハハ。

椎名未緒:普段は男らしいんですけど、電話を切る時「はーい」って。

ゆきみ:全く自分じゃわからない(笑)。

次回から電話を切る時に意識しちゃいますね。

ゆきみ:確かに(笑)、あ、俺言ってるわみたいな(笑)。

では最後はLiNさんについてはいかがですか?

椎名未緒:何事にもパンチを大事にするんですけど、俺が思うに結構小心者、チキンハートというかビビリ性なところもちょっとあって。元々、結構遅刻癖が激しかったんですよ。バンドやる前も、「俺、絶対未緒さんにバンドを一緒にやったら怒られますよ」って言ってて、一回撮影の日に遅刻したことがあって、俺、その日一日中怒ってたんですよ。遅れたのにヘラヘラ入って来たことに。

(一同笑)

椎名未緒:その日を境に遅刻がパタリとなくなったんですよ。コイツ可愛いヤツだなと(笑)。

(一同笑)

よほど怒られたことが心に残っているんでしょうね。

椎名未緒:怒ったって言っても怒鳴ったりしたわけじゃないんですけどね。

LiN:いやもう空気がヤバかったです。

(一同笑)

確かに撮影だといろいろな人に迷惑掛かっちゃいますからね。

LiN:そうなんです。すいませんでした。

椎名未緒:アハハハ。

なるほど、そこがLiNさんの可愛い部分なんですね。

椎名未緒:可愛い部分ですね(笑)。

みなさんのお話を聞かせて頂いて、よりみなさんに近づいた感じがしますね(笑)。では作品のお話をお伺いさせて頂こうと思うんですけれども、6月27日にニューシングルの「約束」がリリースされるんですけれども、この楽曲は椎名未緒さんの作品なんですよね?作詞作曲は最初はイメージとかどのような感じで作られたんですか?

椎名未緒:ユナイトが活動して1年が経ったんですけど、最初の1年に出したシングルとかは結君の曲だったり、LiN君の曲だったりがあったんですけど、自分が思ってることというか、お話とか恋愛系の歌詞とかじゃなくて、伝えたいことを曲にしてほしいみたいなことは言っていて、それを1年間続けたんですよ。シングルとアルバムでそれを1年続けて、とりあえずこの1年でメンバーが伝えたかったことはちゃんと伝えられたなっていうのが意識的にあってですね。じゃあ、そろそろ違う面も出そうみたいな、今までとは角度の違うシングルを作りたいなっていうのがあって、前作の「AIVIE」のレコーディングが終わった時ぐらいかな。すぐ次のシングルの選曲会みたいなのがあって、どういう曲を出そうかなみたいに考えてた時に今までユナイトで恋愛を題材にした歌詞がA面に来たことがないので、ちょっとそっちの面を出そうかなっていう意味で書き始めた曲ですね。

すごくロマンティックで切ない歌詞ですよね。これは意図的に書かれたんですか?

椎名未緒:僕とハク君とゆきみ君は以前、同じバンドで活動をしていて、その時に書いた1曲があって、その曲をきっかけに結君が僕に連絡をくれたんですよ。今回はその1曲の10年後という設定で歌詞を書いたんです。なのでその1曲があって、更に時間が経ってこうなりましたっていうお話なんですけど、結君がその曲がきっかけで自分に連絡をくれたっていうのもあるし、後、自分的にもその曲が過去最高得点の曲だったんですよ。なのでどうにかして越えたいなっていうのはあって、その曲をモチーフというかオマージュというか、頭に入れて曲を書いてみようかなと、なので歌詞も元々のお話とリンクしているような構成になっていたりしますね。

なるほど、切ない大人な歌詞ですよね。みなさんはこの曲をシングルにしようと思った時とか初めて聴いた時はどのような印象を持たれたりしましたか?

結:俺が聴いた時はあった曲の中で聴いて、これしかないなって思ってて、それぐらい曲がとても良くて、後日また歌詞を見たら、すごい共感出来るような切ない歌詞で、続編の曲だって聴いた時も、僕は前の曲がきっかけで一緒にやりたいって思ったんですけど、あの時の曲を超えられたんじゃないかなって思っています。それぐらい良い曲ですね。

結さんは甘い歌声が出せるので、この曲を歌うを女子はちょっと涙してしまうのではないかなと思いますね。

結:全日本女子が泣いた!(笑)ありがとうございます。

(一同笑)

椎名未緒:(笑)

ゆきみ:日本女子・・・(笑)。

LiN:日本女子・・・(笑)。

結:けどすごい僕の声質には合っている曲調だなとは思っているので、声を活かしてくれてるなと思いますね。

LiN:俺は知り合う前から未緒さんのファンだったんで、たぶん「約束」は未緒さんが作る王道的な曲のラインナップに入るんですよ。
それがすごい好きだったので、単純に演奏出来て嬉しいっていう、同じバンドのメンバーとして同じ曲を組み立てて行けるのがすごい嬉しいなって思います。

メンバーということもあるけれども、作る作品に対してもリスペクトしているということですよね。

LiN:はい。

ハク:未緒さんの曲って全パートが歌なんですよ。
歌は歌で聴けて、ギターはギターで聴けて、ベースはベースで聴けるんです。全部が・・・何って言ったら良いかな・・・、全部が良いです!

(一同笑)

(笑)、どのパートの楽器のメロディーも歌として成り立っているようなメロディーラインということですよね?

ハク:あ、そうです!そうです!(笑)

(一同笑)

ハク:歌だけじゃなくて、他の楽器も歌ってるんです。あ、同じこと言ってますね。

(一同笑)

どれもメロディーラインがしっかりしたアレンジをされるということなんでしょうね。

椎名未緒:はい。

ハク:後、前にやっていたバンドで過去の曲を一緒にやっていて、その曲の続編というか、俺もその曲が一番好きだったんですよ。
それでその続編が来て、未緒さんも過去を越える気持ちでやってて、俺もその時の自分よりも上手になれて、当時の自分超えというか、そういう気持ちでした。

ゆきみ:俺も元々、前のバンドの時に未緒君の歌モノの曲を聴いて、未緒君とやりたいなと思ってバンドを始めた人間なんですよ。
なので未緒君が作る歌モノの曲っていうのはすごい大好きなんですけれども、さっき結さんが言ってたように、デモの時点でうわー!っていうのがあったんです。

レコーディングが終わって、結さんの歌があった上で聴いた時はやっぱりグッと来ましたね。
やっぱり結君の声にも合ってると思うし、だからこのシングルは来るなっていう気持ちはメチャクチャありますね。

お話を伺っていると、このシングルはユナイトのみなさんにとってものすごく大切で意味のある作品だということが伝わって来ますね。

結:そうですね。

ではカップリング曲についてもお伺いさせて頂こうと思うんですけれども、「Love_Duck_Core_Nothing」はLiNさんの曲なんですよね?

LiN:はい。

先程、いろいろとお話を聞かせて頂いてこの曲のことを考えると、何となく曲の世界観とかが納得が行った気がします。ちょっぴり狂気をはらんでる気がするというか・・・。

(一同笑)

外見には出ないんだけれども、ちょっとそういう面もあるのかなと。

LiN:そうですね。

これはどういうふうに作られたりしたんですか?

LiN:この曲はビジュアル系を好きな女の子が好きそうな曲を作ってみようと思って、サラッと作っていたら良い感じのイントロのメインのリフが出来たんです。

では結構スムーズに出来上がったんですか?

LiN:いえ、でも俺の中ではスムーズなんですけど、基本的に曲を作るペースがメチャクチャ遅いんですよ。すぐ寝たりするんで。

(一同笑)

LiN:遅いんですけど、遅い中でも今回は速い方です。

いつもペースよりは速かったということですね。

LiN:そうですね。

この曲は歌詞が結構過激な感じですが、これはどういうふうに書かれたんですか?

LiN:これはですね。とあるライブハウスに行ったんですよ。そこで衝撃を受けたことがありまして、それにムカついて1曲書きました。

では怒りがベースになっているんですね。

LiN:そうです。なんて言うんだろう、本気で音楽やってない人はやめちまえっていうかですね。

(一同笑)

一番発言がロックですよ(笑)。

(一同笑)

LiN:本気で音楽やってない人はやめちまえと、その本気で音楽をやってない人達を応援している人もやめちまえっていうかですね。

敵を作ることは構わないみたいな感じが(笑)。

LiN:いや、でも結構メルヘンチックに書いてるんで、何とでもごまかしがきくかなと。

(一同笑)

言われていることはLiNさんはすごく音楽が好きで、根が真面目だからちゃんとやっていない人とか周りの人とかにも腹を立てているという感じなんですよね?

LiN:そうなんですよ、本当は。

(一同笑)

この曲は結さんは歌われる時はいかがでしたか?

結:はい、結構大変でした。とにかく歌詞がすごい詰まってて早口言葉なんですよ。たぶん言いたいことがたくさんあるからだと思うんですけど、いかにちゃんと一語一語聴こえるように歌うかっていうのがメチャクチャ大変でしたね。

確かに歌詞を見ながら聴いていて、ここはどうするんだろうな?っていうところもありましたものね(笑)。

結:そうですね(笑)。ライブの時どうしようって感じですよね。

そうですよね。噛めないですものね(笑)。

結:そうです。後、結構掛け合い的な部分もあって、歌ってる後ろでシャウトが入ってたりとかもするので、ライブでどっちで歌おうかなとか、いろいろ考え中です。

この曲はライブ映えしそうですよね。

結:そうですね。

LiN:そうですね。

歌詞の中で♪バーカ!♪って言ってるところは結構パンチが効いていますよね。

結:はい、それは全自分のムカつく全てを注いで♪バーカ!♪って思い切り言いました(笑)。

ちょっとビックリしますよね(笑)。

結:自分のファンの子がショックを受けないか心配です。

ファンに向かって言ってはいけない感じですよね(笑)。

結:はい、そうですね(笑)。

ではハクさんはこの曲は演奏していていかがですか?

ハク:LiN君の曲って、リズム隊が要な部分が多いんですよ。結構、テンポ感がストーンと行くような軽快な曲が多いんで、それを大事にしていますね。後、全然関係ない話なんですけど。

(一同笑)

ハク:イントロにインする時にドゥーンってやってるんですよ。
それと同時にLiN君が「ホホーゥ!」ってフクロウの真似してるんですね(笑)。
で、その「ホホーゥ!」をかき消そうと思って、ベースのグリスを入れたんですけど、「ホホーゥ!」に負けたっていう。
グリスが聴こえないっていう。

「ホホーゥ!」が勝っちゃったんですね(笑)。

ハク:負けましたね、「ホホーゥ!」に。

声が楽器に勝っちゃうってすごいですね。

ハク:悔しいです。

じゃあ、それはライブで(笑)、LiNさんライブでは「ホホーゥ!」って言います?

LiN:俺はたぶん踏み替えが忙しいので言わないです(笑)。

なるほど、ライブで対決してほしかったですね(笑)。

ハク:ライブでは絶対勝ちます!「ホホーゥ!」には負けたくない。

一回くらい対決してほしいですね。

LiN:そうですね。最初のライブぐらいで。

お願いしますね。ではゆきみさんはいかがですか?

ゆきみ:スピード感があるんで、それを損なわないようなドラムをライブでも出来れば良いなと思いますね。単純に楽しみですね、ライブでやるのが。絶対盛り上がると思うんで。

そうですよね。ライブですごい盛り上がるところに位置する曲になりそうですよね。

ゆきみ:そうですね。想像をいろいろしてるんですけど、楽しい想像がいっぱい出来る曲です。 やる方としてもライブを楽しみにしていますね。

未緒さんはいかがですか?

椎名未緒:ユナイトって割とみんな曲を書くんですけど、たぶん基板になっているのは俺とLiN君かなっていうのがあって、俺の曲と良い意味で全く違うので、曲出しが毎回楽しみなんですよね。あぁ、こんな曲作るんだ・・・って、LiN君っぽいなみたいな。自分もLiN君のファンだったので、新しい曲聴ける!みたいな(笑)。

(一同笑)

お互いにファンなんですね。

椎名未緒:そうです。友達になる前はただのファン同士だったので。

すごいですね。

LiN:そうなんですよ。運命です、これは。

運命の出会いですね。素敵ですね。

椎名未緒:はい、全日本女子が、アハハハ。だから新しい曲が聴けて嬉しいなっていうのが毎回あるのと、一応その選曲というか、リリースの配置をみんなで決めるんですけど、何となく自分の中で曲が出揃った段階でシミュレーションして、前回はこういう流れだったから、今回はこういうのにして、ちょっと色を変えたいなとか、いろいろ想像するんですけど、その時にLiN君の曲がメチャクチャ重宝するというか、飛び道具っぽい曲が多いんですよ。うちって今までもずっとカップリングを全部変えてるんですね。なのでシングルで大体4曲出すんですけど、3曲続けた時に真ん中で一捻りあると、前も際立って後ろも際立って、で、真ん中が飛び抜けるから、3曲違った趣向で聴けるというか、その時にLiN君の曲を2曲目に置くと、たった3曲なのに凄いボリューム感が出るんですよね。それを僕は2曲目の達人と彼を定評してるんですけど。

シングルとしてのフックになる楽曲を書ける存在っていうことですよね。

椎名未緒:そうですね。

では3曲目の「Grateful Word」ですが、こちらは結さんの手掛けた楽曲なんですよね。この曲はどのような感じで作られたんですか?

結:この曲はまず最初に夏を感じられるメロディーが浮かんだので、夏の恋愛をテーマにしたロックでメロディアスな曲にしようと思ったんです。そしたら丁度「約束」の歌詞が恋愛モノって決まって、じゃあ、恋愛モノじゃなくて、違うパターンで歌詞を書いてみようと思って、あまり自分が書いたことがない感じの歌詞を書いてみました。歌詞に何回も“ありがとう”が出てくる通り、“ありがとう”がテーマなんです。“ありがとう”って日常でよく使う言葉だけど、なかなか大人になると相手の目を見て面と向かって言えない言葉だと思うんです。それをみんなが言えるきっかけになったら良いなっていう感じで、自分が体験したことだったり思ってることを歌詞にして作りましたね。

この歌詞を読んだ時、結さんは中身がピュアというか、素直な方なんだろうなという気がしました。

結:たぶんそれはさっきハク君が言った・・・。

ハク:ストレート、真っ直ぐ。

あぁ、なるほど、そこですね。

ハク:カーブがない。

(笑)。

ハク:直道(ちょくどう)です。

結:ちょくどう?あぁ、直道ね(笑)。

いっぱい言ってあげようとするとちょっと違う感じになって行きますよね(笑)。

(一同笑)

ハク:直球しか投げれないピッチャーみたいな感じですね。

(一同笑)

やっぱり何となく褒めてないような・・・(笑)、この曲は途中でちょっと夏っぽいメロディーが流れますよね。

結:そうですね。最初はBメロに入れてたんです。僕が曲を作る上で必ず気にしてることで、何か一カ所引っ掛かる展開を作ろうっていうのがあって、それが丁度今回その部分だったんです。最初作ってたデモがちょっと自分の思ってた世の中でボサノバと言われる感じのものと違っていて、それでメンバーとスタジオに入って、アレンジしてボサノバチックに仕上げてもらったんです。なのでそこはこの曲の引っ掛かるポイントだったりしますね。

ちょっと珍しい感じがしましたよね。でもここはライブでどのようにするのかなと楽しみですね。

結:いやー、もう愉快に楽しみつつ(笑)、楽器がすごい良いアレンジをしてくれているので聴いてほしいですね。

なるほど、では楽器を演奏されるみなさんはいかがですか?

LiN:俺は昔やっていたバンドでそういうボサノバ・テイストをちょっと取り入れたりするギター・ロックをやっていたんで、自分はなんかそのまんまって感じで。

では特に違和感とかもなく・・・。

LiN:そうですね。

ハク:結さんの曲はすごいキャッチーなんですよ。
性格のとおり、真っ直ぐな曲を書くので、すごいシンプルに曲が展開されて行くんですよ。
コード進行も割とそんなに変化がなく、でもメロディーは変わって行く感じで、コード進行に変化がないと、リスナーさん側はちょっと飽きちゃうかなっていう感じがあって、だからベース、自分のことに関して話すと、フレーズで展開を作るっていう感じですね。
結さんの曲はすごいアレンジがしやすくて、直道(なおみち)なだけに、カーブがないんで(笑)。

それは本名じゃないんですよね?大丈夫ですか?(笑)

ハク:直道(なおみち)はあだ名です。

(一同笑)

結:本名じゃないです、本名じゃないです(笑)。

ハク:真っ直ぐな道と書いて直道(なおみち)。

結:勝手に考えてるだけです(笑)。

(一同笑)

ゆきみ:この性格で直道(なおみち)の名前だったら、名付けた親はすごいよ(笑)。

椎名未緒:アハハハ。

ハク:という感じですね(笑)。

(笑)、なるほど、ゆきみさんはいかがですか?

ゆきみ:ドラムもそうですね。やっぱりストレートだし、直道(なおみち)なんで(笑)、自分の中でもすごいシンプルに仕上げたつもりです。その直道(なおみち)さを損なわないように、あんまり複雑なことをやっても合わないと思うんで、だから直道(なおみち)さんの意向に(笑)、直道(なおみち)さんがデモを作って来て、こういうふうにしたいんだなっていうのはわかったんで、そのご期待に添えられていれば良いのですが(笑)。

結:あぁ、もうバッチリです。

名前が定着しちゃいそうですね(笑)、未緒さんかいかがですか?

椎名未緒:自分は過去にジャムって曲を作ったことがなくて、自分の曲を作る時は家に籠もって作るんですけど、結君は曲は作れるんですけど、楽器のことまではそこまでわからない部分があるので、持って来たデモが全体はヌルッとわかるベーシックぐらいな感じなんですよ。じゃあ、それをバンドでアレンジしようかみたいなのが、前回のシングルからちょいちょいあって、それが今回は更にもっと大々的に変えるというか、ベーシックを元にもっとここはこうしようとか、こうしてみたらどう?とか、その構成ごと変えたりとか、いろいろやってみたんですけど、意外と出来るものだなというのが、自分の中の発見で、なんか良いきっかけになった1曲というか。

新しいスタイルというやり方で出来たというところはみなさんとしても大きかったということですね。

椎名未緒:そうですね。ベーシックがメロとコードさえザックリ決まっていたら、バンドでやっても良い曲になるのかなっていう発見でした。

そういうのもこれからまたやれるっていうところで作品の幅が広がりますよね。

椎名未緒:そうですね。

では最後に「退廃レトリック」ですが、これは未緒さんの曲ですよね。

椎名未緒:はい。

結構、1曲目と全然違う感じの曲ですが、これはどのように作られたのですか?

椎名未緒:この曲はたぶん重い分類に属する曲調だと思うんですけど、ユナイトって軽快で軽い曲から、重心の重いヘヴィーな曲まで、割と幅広くやっているバンドだとは思うんです。けれど、フィールドがヴィジュアル系っていうのもあって、ヘヴィーな方を好むお客さんも結構多くて、実際そういう曲が好きって言ってくれる自分のファンも多いので、そういうポイントはシングルとかに必ず入れようとは思ってるんです。思ってるんですが、A面が今回、ヴォーカルを立たせるっていう意識で出来た曲なので、ガッシャンガッシャンうるさい曲ではないじゃないですか。その分もう1曲、自分の曲を入れるなら楽器がうるさい曲を作ろうと思って、それでちょっと相反するというか、同じ人が作ったとちょっと思えないようなところを敢えて狙って作りましたね。

なるほど、結さんは歌われてみていかがでしたか?

結:今までずっとレコーディングして来て、未緒さんって、椎名未緒曲と、未緒曲って2つタイプが分かれていて、椎名未緒曲は綺麗な歌モノで、未緒曲はライブを重視した激しい曲っていうのが多いんですけど、未緒曲の歌い回しって、自分の引き出しにあまり無かったんですよ。それが少しずつ一緒にバンドをやって行って、レコーディングで学んで増えて来て、今回はその良い部分が出せたかなと思っていています。歌詞の痛々しい部分とかを声で表現したりとか、ちょっとわざと喉を締めて歌ってみたり、後ちょっとシャウト気味にして刺々しさを出したりだとか、いろいろと少しずつ出来るようになって来たので、綺麗な曲は綺麗な曲で自分の声に合うっていうので聴いて頂いて、こっちは歌い回しで曲の魅力を感じてほしいなっていう感じですね。

4曲とも全然雰囲気が違って、間口の広いバンドなんだなって思わせられますね。では他のみなさんはいかがですか?

LiN:腕が攣りそうにになります。

(一同笑)

(笑)、なるほどそれはかなり大変ですね。

LiN:後、普段は結構軽めの音を好んでというか、バンドのアンサンブルを見た時に、自分はそっちの方かなって思って、そういう音をメインに使ってるんですけど、全然違った趣向でいつも使ってるギターでもなく、重い、重いみたいな感じに寄せて録れたんで、すごい新鮮でした。

じゃあ、後は腕を鍛えるだけですね。

LiN:そうなんですよ。本当にライブどうしようかなって思ってて。

椎名未緒:(笑)

(笑)、ライブを見ている人はそこを要チェックですね。

LiN:そうですね、はい。

ハク:俺はですね。ベースなんですけど、結構自分は動くフレーズが好きなんです。
でも「退廃レトリック」はギター隊がギターを掻き鳴らす曲なので、しっかり下を支えないといけないなと思って、土台作りに徹しているというか、フレーズも結構シンプルで、でもドラムに張り付く感じで弾きました。

なるほど、私も後でそこを聴き直そうと思います。

ハク:はい、是非!キックに張り付いていますので。

ゆきみさんはいかがですか?

ゆきみ:この曲はフレーズが難しいですね。自分の中ではたぶんレコーディングでこの曲が一番苦労しました。

じゃあ、ライブでは大変な感じですかね。

ゆきみ:そうなる予想は出来るんですけど、そうならないように注意を今のうちから(笑)。

鍛えておく感じですね。こうやって今回全曲の話を伺わせて頂いたんですけれども、ではこの4曲の中で個人的にものすごい頑張ったなっていうところを教えて頂けますか?

LiN:「約束」のギターソロです。

そこを聴いて頂く感じで。

LiN:はい。

じゃあ、ライブの時は前に出て行って頂く感じで(笑)。

LiN:「約束」の時はそれはもう地蔵のように、微動だにしない。

(一同笑)

あらら、そうなんですね(笑)、アピールして下さっても良いかと。

LiN:全然動けないんですよ。

椎名未緒:ハハハハ。

LiN:結構、ツインリードでハモるソロで、もう全然前を見れないです。

動きまで注意が行かないということですよね。

LiN:はい。

CDでは何回も聴けますからね。

LiN:是非CDの方で(笑)。

(一同笑)

では結さんはいかがですか?

結:一つに絞れないんですけど、苦労してすごい聴いてほしいところは「退廃レトリック」の最後のところとか、ところどころキーの高い部分でやってる喉を絞めてシャウト気味に歌ってるのと、途中♪fall out♪っていうスクリーモっぽいところがあるんですけど、その部分が苦労したので聴いてほしいところで、それと別にポイントですごいあるんですけど。

(一同笑)

結:良いところがいっぱいあるんすよ!いっぱいあるんすよ、良いところが!(笑)
「約束」の歌詞を活かした切ない、僕が結ニュアンスって言ってるんですけど、自分の特徴として歌詞の切ない色合いを出しているところと、後、「Love_Duck_Core_Nothing」に一ヶ所だけポイントで結構みんなが良いって言ってくれたところがあって、♪着飾猿の群れ♪っていう歌詞があるんですけど、そこの♪きかざるの♪っていうところがお勧めですね。

すごいピンポイントですね(笑)。

椎名未緒:どれにするの?

結:え?えへへ、えー?選べないな(笑)。

ゆきみ:結ニュアンスね。

椎名未緒:(笑)。

結:結ニュアンスを推しておこうかな(笑)。

(笑)、ハクさんはいかがですか?

ハク:ベースはですね。あー・・・一つですよね?

良いですよ、大丈夫ですよ。

ハク:「Love_Duck_Core_Nothing」は結構全体的に暴れました。その中で2Aの結さんがシャウトをすごいしているところがあるんですけど、そこでフレーズを入れましたので、そこを聴いてほしいです。

ゆきみ:俺は「退廃レトリック」ですね。 「退廃レトリック」は今回、一番頑張ったので、どこと言わずに全てを。

では全編通して。

ゆきみ:はい。

椎名未緒:ギターは割と頑張ったんですけど、「約束」ってギターはイントロ、ブリッジ、アウトロって似たようなフレーズが3回来るんですけど、3回転調してるんで、3回弾く場所が違うんですよ。
それがメンドくさいね(笑)。
ので、そこをちょっと。

たぶんあんまり音楽のことが詳しくないっていう人は、同じフレーズだなってただ思うだけだと思うんですけど、ちゃんと聴くと、音程が全部違うっていうのが、ちょっとキーポイントというか、後半に行くにつれて、曲全体も盛り上がって、歌い方もちょっと後半になると迫力が出て来るっていう、曲の進行と歌詞の展開のリンクみたいなのがキーポイントなので、ギターだけじゃないんですけど、そこを聴いてほしいですね。

なるほど、息を詰めて今ちょっと変わったみたいな!感じでチェックしたいと思います。

椎名未緒:そうですね、はい(笑)。

では最後にファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。

ハク:ユナイトは2012年3月29日で1周年を迎えたんですけど、2周年に入ってこれから初全国ワンマンツアーが始まるんですよ。興味を持ってるけど地方でなかなかライブに来れなかったファンの子達もたくさんいると思うんだけど、今回は初めて行く箇所もたくさんあるので、是非それを楽しみにしてほしいと思います。

ゆきみ:今回のシングルは初回盤と通常盤の2つがあって、両方買わないと4曲聴けないんで、是非その4曲をしっかり聴いて頂きたいので、初回盤にはDVDも付きますので、是非どちらかと言わず、両方ゲットして頂いてくれると嬉しいですね。

LiN:一つは「約束」をいっぱい聴いて、ワンマンでいろいろな所にいっぱい行くので、どこかしらに来て頂きたいっていうのと、その「約束」の初回盤に付いてるDVDに、1周年の赤坂BLITZのハイライト映像が入っているので、1周年を一緒に迎えられなかったり、1周年後からユナイトを好きになってくれた人はそれを見てくれれば、その場に居た感じを味わえるんじゃないかなと思うので、よろしくお願いします。

椎名未緒:僕らユナイトは1年ちょっとなんですけど、リリースしてるだけでも楽曲が20曲以上あって、結構多い方じゃないですか、自分達が作ってるからかもしれないんですけど、その曲ないわな・・・って曲が1曲もないんですよ。
いろんな曲が本当にちゃんとあって、それぞれが成立していて、でもちゃんとユナイトの曲みたいな感じにもなってて、贔屓目に見てるかもしれないんですけど、こういうバンドはあまりいないかなって、周りを見てもジャンルを見ても。
それが自慢でもあり、ちょっとした誇りでもあるんですけど、たぶんこれからもバンバンいろんな曲を出して行くと思うんですけど、ちゃんと音楽を好きになれるバンドだと思うので、これからも期待してほしいなと思います。

結:前作ではインストアイベントが東京だけだったんですけど、今回は名古屋と大阪でもインストアイベントがあるので、是非インストアイベントに来てライブとは違った楽しみを感じてもらえたらなって思います。

後は2012年3月29日の結成1周年ワンマンの際にちょっと自分がアクションを起こしたらファンの子がすごい盛り上がってくれて、ファンの子との信頼性がこの1年ですごい付いたなっていうのを感じたので、2012年7月から始まる全国ツアーでさらに成長して、2012年9月17日のユナイト初ホールワンマン東京国際フォーラムCでは成長した姿を見せようと思ってるので楽しみにしてて下さい。

ユナイトらしくすごい熱いライブにしたいなっていうのと、俺は特に言葉を大事にしていてそこで自分が伝えたい言葉を喋って、誰か見に来てくれた人が心を動かされたりだとか、そのワンマンに来てその人の人生の何か役に立つきっかけになったら良いなって思いますね。

必ずユナイトらしく熱いライブにする事と、観に来てくれた人を幸せにする事を約束します。
なので2012年9月17日で一緒にユナイトを応援して来て良かったなって思ってもらえるようなワンマンにしたいなって思っています。

ありがとうございました。

ユナイト: ありがとうございました。

text by Takahashi