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■日本大幅先行！セカンドアルバム発売決定！ 
■FM各局でもパワー・プレイ中の大ヒットアルバム！ 
■こちらのオムニバスにも参加しています！ 
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A1：若い世代のみんなが思わず踊りたくなるような、そんな音楽を作ろうという一点に集中したわ。若くたって素晴らしい音楽が作れるし、神様を称えながら楽しい時間を過ごせるのよ、ということを示してあげたかったの。私が子供の頃に楽しみながら聴いて育ったような、そんな教会の音楽（＝ゴスペル）をアルバムで再現したかったのよ！
Q2：ロドニー・ジャーキンス、ウォーリン・キャンベルといった有名プロデューサーたちがこのアルバムに関わっていますね。彼らとの仕事は楽しかったですか？ レコーディング作業は全て順調に進みましたか？
A2：ロドニーとウォーリンとの仕事は本当に楽しかったわ。実際に会ってみるととってもいい人たちで、ふたりとも私に対して家族のように接してくれたのよ。ファースト・アルバムでは、これ以上ないっていうほど素晴らしい経験をしたわ。ふたりと一緒にスタジオ入りするのは楽しかったし、多くのことを学ばせてもらったの。
Q3：アルバム収録曲の中で、あなた自身が思い入れのある曲、または推薦曲は？
A3：ファースト・アルバムで私が気に入ってる曲は、「ユー・ドント・ノウ」、「レット・ゴー」、「オール・アイ・アム」、「ソー・ロング」、それから「スウィーテスト・シング」ね。どの曲もレコーディングしてて楽しかったし、歌うのも大好きな曲だから。
Q4：あなたの曲を聴いてみて、その歌声がとてもパワフルで、とても18歳には思えないという印象を受けました。やはり幼い頃に教会でゴスペルを歌っていたことと関係があるのでしょうか？
A4：子供の頃から、私は声に恵まれていたわ。私の両親やおばさんたちが、どうやったら私の声を鍛えられるか、みんながいろんな方法でアドバイスしてくれたの。母は私に、喉を保護しなさいと口癖のように言うわ。父は、喉をゆっくりと休ませなさいとアドバイスしてくれるの。それに、私は熱い紅茶をたくさん飲むのよ。私がここまで歌えるようになったのは、教会で鍛えられたお蔭ね。
Q5：シンガーにとって声は最も大切な生命線ですよね。声の状態を保つために、普段から何か特別な注意をしていますか？
A：喉を保護すること。 喉をゆっくりと休めること。 常に食べ物に気をつけること。
Q6：デビュー・アルバムがアメリカのゴスペル・チャートでNo.1になった時、どんな感じでしたか？
A6：デビュー・アルバムでNo.1を獲得できるなんてビックリだったし、自分がとても恵まれてると思うと同時に、まさかこの私が、という気持ちだったわ。とても名誉に思ったし、最高の気分だったわ！
Q7：子供の頃から、あなたのお母さんであるキャレン・クラーク・シェアドのアルバムに参加していますよね。よかったら、その経験にまつわるエピソードを聞かせてもらえませんか？
A7：子供の頃は遊びたい盛りだったから、本当は母のアルバムで歌いたくなんかなかったの。母とのレコーディングはビクビクものだったし、本当に馴染めなかったんだもの！ ある時なんて、マニキュアをきれいに塗って遊びに行きたかったのに、レコーディングしなければならなかったという日もあったわ。自分でもわけの判らないうちにレコーディングに参加して、言われるがまま歌ってたという感じね。
Q8：ザ・クラーク・シスターズの一員として高い名声を得たお母さん同様、あなたもプロのシンガーとしてのキャリアをスタートさせました。あなたにとって、お母さんはどういう存在なのでしょう？
A8：私にとって母は掛けがえのない存在。ただ単に母親としてだけではなく、友だちにもなれる母親を持てるのは、素晴らしいことよ。母には、何でも話せるの。私の母も、いつも私に対して陰日向なく真っ直ぐに接してくれると思うわ。私が上手く歌えた時、逆に上手く歌えなかった時、私がきれいに見える時、そうでない時、真っ先に指摘してくれるのが母なのよ。
Q9：アメリカでは、リミックス・アルバムがリリースされました。同アルバムでは、ハウスからR&B、ロックに至るまで、様々なスタイルの音楽を取り入れてますね。あなたにとって“リミックス”とはどういうものでしょう？
A9：私にとって“リミックス”とは、私のファースト・アルバムから特に好きな曲を選んで、オリジナルとはまた違ったノリを加えることね。何て言うか、ちょっとファンキーな感じにする、みたいな。判るかしら？
Q10：最近、マライア・キャリーが雑誌のインタビューであなたへの高い評価を口にしていました。彼女に対するあなたの印象は？
A10：マライアは大好きよ、あの驚異的な音域がたまらないし、彼女には感服するわ。ミュージック・シーンでこんなにも長い間トップの座に君臨してるっていう事実がすごいわよね、だって私が子供の時からずっとだもの。
Q11：日本では、あなたは“KiKi”としてデビューすることになっています。それって実際はあなたのミドル・ネームですよね。その名前で呼ばれることに違和感がありますか？あなたの周りのスタッフやファンたちは、普段はあなたを何と呼んでいるのでしょう？
A11：私の本当のミドル・ネームは“ヴァレンシア”で、みんなが私を呼ぶ“KiKi”というのはニックネームなの。みんなが私をそう呼んでくれるから、“KiKi”という呼び名が気に入ってるわ。
Q12：日本の印象はどんなものですか？
A12：日本の文化は、とても家族を大切にしていて、とてもファッショナブルだという印象ね。日本のそういうところが大好きよ。
Q13：これからの10年間を、“KiKi”はミュージシャンとして、そしてひとりの人間として、どんな風に過ごしたいのでしょうか？
A13：先ずは、今、学んでいる犯罪専門の法律学で学位を取得すること。私の歌を通じて、これからアーティストや牧師を目指す人々の手助けをすること。いつかプロダクション会社を設立して、そこから発信される音楽で、何百万人という世界中の若者たちと心を通い合わせること！
Q14：あなたの音楽は“未来型ゴスペル”と呼ばれています。あたかもゴスペルの明るい未来が約束されたかのような、素晴らしいネーミングだと思います。そこでお訊ねしますが、あなたにとって“ゴスペル”とは？
A14：ゴスペル・ミュージックは、痛み止め薬みたいなものね。私はゴスペル・ミュージックのメッセージを通して、嬉しい時も辛い時も、何かと助けられているの。どんな人でも共感できる、そんな音楽なのよ。
Q15：これから先のあなたの音楽活動の予定を教えてもらえますか？
A15：今は、次のアルバムのレコーディング中なの。今年の夏は、プロモーションのためのツアーを行う予定よ。新作のプロモーションで、ぜひ、日本へも行きたいわ。
Q16：日本のファンへメッセージをお願いします。
A16：みなさんのことが大好きよ。みなさんのために神様に祈ってます。私のことを、そして私の音楽を気に入ってくれて、そして応援してくれてどうもありがとう！ 近いうちにお会いしましょう！
お時間を割いてくれて、ありがとうございました！
（interview by ohishi）
