色々なことを体験できた10年でした。10年ってあっという間ですね。長くやっていれば、単なる通過点なので、そこまで意識することなく、普段通りにしたいですね。

―― 今の山崎さんからデビューした頃の自分に向かってメッセージを送るとしたらどんなメッセージを送りますか？

10年我慢しなさい（笑）！ウソ！頑張って下さい。

―― 今回、「月とキャベツ」以来、8年ぶりの長編映画への出演となりますが、どんな作品になりましたか？

時間の流れもゆっくりで、静かな、すごく良い作品に仕上がったと思っております。多くの人々に是非見て欲しいですね。

―― 撮影時に思い出深いエピソードがあったら教えて下さい。

慣れない立ち仕事なので、腰を痛めてしまいました。

―― 演技をすること、歌を歌うことはそれぞれが異なった表現方法の一つだと思いますが、演技と歌はどのように切り分けていますか？

歌の場合は自分でモチベーションを上げないといけませんが、演技の場合は周りの雰囲気、ノリがかなり関係しますね。そういう点ではかなり違うスタンスだと思います。

―― 山崎さんにとっての「音楽」とは何だと思いますか？また「演じる」こととは？

音楽は「血液」ですね。自分の中で流れているものだし、必要不可欠なものです。「演じる」こととは命ぜられるまま！という感じです。

―― 今回の新曲「8月のクリスマス」はどのような作品に仕上がりましたか？

映画の主題歌のような曲になりました（笑）。映画に沿った曲です。

―― この曲は映画のどのような点をイメージして作られましたか？

説明じみたものではなくて、映画のその場その場の雰囲気にあった、サウンドトラックを作るような感覚で作りました。

―― 今回の曲で一番歌いたかったことはどんなことですか？

変に恋愛についてではなく、何かに向かって感謝するような、そんな感謝の気持ちを歌いました。

―― サウンド面ではどのような点を意識しましたか？

Simple is best

―― 曲を作る上で苦労した点はありますか？

特には無いですね。

―― 今回、映画のサウンドトラックも手掛けていますが、どのようなサウンドになりましたか？

あまり濃くならない、雰囲気になじむサウンドにしました。

―― 映画のサウンドトラックということでサウンド作りの面で心掛けた点はありますか？

アコースティック楽器がメインなので、それぞれのアコースティック楽器の特性を活かした一つ一つの音をきちんと録音することに注意を払いました。

―― 山崎さんにとって音楽を作る上で一番、大切にしているものは何ですか？

雰囲気。歌詞の中での設定や、メロディの世界観を大切にしています。

―― 自分の作品以外でお薦めのアルバムを1枚紹介して下さい。

ジャック・ジョンソンのオン・アンド・オン！

―― もし明日から1週間お休みをもらえるとしたら何をしたいですか？

何処か行きますね。カラッとした所へ。

―― 最近、音楽以外でハマっているものがあったら教えて下さい。

特にありません。

―― 10年目を迎える今年は山崎さんにとってどんな年になりそうですか？

騒々しい年になりそうです！それはもう大変な騒々しさです！！

―― 後、新たに挑戦してみたいことはありますか？

釣り。軽くできる釣り。

―― 最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。

「8月のクリスマス」映画も主題歌もサウンドトラックもすごく良いものができたと思っております。是非楽しみに待っていて下さい。損はさせません！！