1.ラウンド・アバウト・ミッドナイト　 1955　モノラル
ROUND ABOUT MIDNIGHT

A. ラウンド・ミッドナイト アー・リュー・チャ オール・オブ・ユー

B. バイ・バイ・ブラックバード タッズ・デライト ディア・オールド・ストックホルム

記念すべき第一回吹き込みであるとともにジャズ史上欠かすことのできない全ジャズ・ファン必聴の名盤。若きコルトレーンとマイルスのソロが素晴らしい表題曲がジャズの代表的名曲となったのはこのアルバムによるものだといっても過言ではない。

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2.マイルス・アヘッド　 1957　ステレオ（ステレオ盤のＬＰ発売は今回が日本初）
MILES AHEAD

A. スプリングスビル メイド・オブ・カディツ ザ・デューク マイ・シップ マイルス・アヘッド

B. ブルース・フォー・パブロ ニュー・ルンバ ザ・ミーニング・オブ・ザ・ブルース ラメント アイ・ドント・ウォナ・ビ・キッスト

マイルスの音楽に多大な影響を与えたギル・エバンスとの再会によるコラボーレーション・アルバム。繊細なギルのオーケストレーションとマイルスのリリシズムが織り成す音世界がひろがる傑作。

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3.マイルストーンズ　 1958　ステレオ(ステレオ盤のＬＰ発売は今回が日本初)
MILESTONES

A. ドクター・ジキル シッズ・アヘッド トゥ・ベース・ヒット

B. マイルストーンズ ビリー・ボーイ ストレート・ノー・チェイサー

モード・ジャズの夜明けを告げるジャズ史上の名盤。今までのクインテットにキャノンボール・アダレイを加えたセクステットによる表題曲はモード・ジャズの代表的名曲。

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4.１９５８マイルス　 1958　ステレオ（ステレオ盤のＬＰ発売は今回が世界初）
1958MILES

A. グリーン・ドルフィン・ストリート フラン・ダンス ステラ・バイ・スターライト

B. ラブ・フォー・セール リトル・メロネー

ビル・エバンスがマイルスのコンボに加わって初めての録音を中心に日本で独自に編集されたアルバム。マイルス、コルトレーン、エバンスの最強メンバーが揃い、まさにジャズの新しい息吹が聴こえてきます。

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5.ポーギーとベス　 1958　 ステレオ
PORGY AND BESS

A. 禿鷹の歌 ベスよ、お前は俺のもの ゴーン ゴーン・ゴーン・ゴーン サマータイム ベスよ何処に

B. 祈り 漁夫と苺と悪魔蟹 マイ・マーンズ・ゴー・ナウ ご自由に ほら、蜂蜜売りだよ 愛するポーギー ニューヨークへボートが

ガーシュインの名作オペラ『ポーギーとベス』を題材に再びギル・エバンスとのコラボレーションにより生まれた歴史的名演。

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6.カインド・オブ・ブルー　 1959 ステレオ
KIND OF BLUE

A. ソー・ホワット フレディ・フリーローダー ブルー・イン・グリーン

B. オール・ブルース フラメンコ・スケッチ

新たにピアノにビル・エバンスを迎え、その後のジャズ・シーンを決定づけたモード・ジャズを展開したモダン・ジャズ史上最高傑作といわれるジャズ界の金字塔的アルバム。

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7.スケッチ・オブ・スペイン　 1960 ステレオ
SKETCHES OF SPAIN

A. アランフェス協奏曲 ウィル・オ・ザ・ウィスプ

B. ザ・パン・パイパー サエタ ソレア

ギル・エバンスとのコラボレーションの頂点を極めた名作。マイルスがクラシックに挑戦したアルバムでもあり、華麗でいて繊細なギルのオーケストレーションとマイルスのトランペットが織り成す音の世界に魅了される。

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8.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム　 1961 ステレオ
SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

A. いつか王子様が オールド・フォークス プフラン・シング

B. ドラッド・ドッグ テオ アイ・ソート・アバウト・ユー

モダン・ジャズ屈指の人気曲であるコルトレーンが参加した表題曲を含み、ハンク・モブリー、ウィントン・ケリーらのクインテットによるモダン・ジャズの人気盤。

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9.ブラックホークのマイルス・デイビス　Vol.1　 1961 ステレオ（未編集テイク版は日本初）
IN PERSON FRIDAY NIGHT AT THE BLACKHAWK SAN FRANCISCO Vol.1

A. ウォーキン バイ・バイ・ブラックバード

B. オール・オブ・ユー ノー・ブルース バイ・バイ（テーマ） ラブ・アイブ・ファンド・ユー

サンフランシスコのジャズ・クラブ「ブラックホーク」における実況録音盤でハンク・モブレイ、ウィントン・ケリーらの熱気あふれる演奏が聞ける。過去に日本で発売されたＬＰではＢ.1でのモブレイのソロが一部カットされていたが今回はカット無しの未編集テイクを収めた形でのＬＰとなり、この形での発売は日本初です。

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10.ブラックホークのマイルス・デイビス　Vol.2 　1961ステレオ（未編集テイク版は日本初）
IN PERSON SATURDAY NIGHT AT THE BLACKHAWK SAN FRANCISCO Vol.2

A. ウェル・ユー・ニードント フラン・ダンス ソー・ホワット

B. オレオ イフ・アイ・ワー・ア・ベル ネオ

Vol.1の翌日に録音された続編です。過去に日本で発売されたＬＰではA.1,2とB.1でのモブレイのソロが一部カットされていたが今回はカット無しの未編集テイクを収めた形でのＬＰとなり、この形での発売は日本初です。

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11.マイルス・デイビス・アット・カーネギー・ホール　 1961　モノラル
MILES DAVIS AT CARNEGIE HALL

A. ソー・ホワット スプリング・イズ・ヒア ノー・ブルース

B. オレオ いつか王子様が ザ・ミーニング・オブ・ザ・ブルース ラメント ニュー・ルンバ

マイルス初のカーネギー・ホールでのコンサートを収録。自分のクインテットの演奏だけではなく、ギル・エバンス・オーケストラとのライヴでの貴重な共演が聴ける唯一のアルバムです。

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12．クワイエット・ナイト　1962　ステレオ
QUIET NIGHT

A. ソング＃2 ワンス・アポン・ア・サマータイム アオス・ベス・ダ・クルス ソング＃1

B. ウェイト・ティル・ユー・シー・ハー コルコバード サマー・ナイト

マイルスがボサノバにテーマを求めギル・エバンスの幻想的なオーケストレーションをバックに鮮やかな演奏を繰り広げるリリシズム溢れるアルバム。

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13.セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン　　1963　　ステレオ
SEVEN STEPS TO HEAVEN

A. ベイジン・ストリート・ブルース セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン アイ・フォール・イン・ラブ・ソー・イージリー

B. ソー・ニア・ソー・ファー 家へおいでよ ジョシュア

ロサンゼルスとニューヨークの２ヶ所においてそれぞれ別々のメンバーで録音されたアルバム。ニューヨーク録音ではハービー･ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスによる１９６０年代最強のリズム・セクションとの演奏が収録され、いよいよマイルスの「黄金のクインテット」がここから始まった。

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14.マイルス・イン・ヨーロッパ　　1963　モノラル
MILES IN EUROPE

A. イントロダクション 枯葉 マイルストーンズ ジョシュア

B. オール・オブ・ユー ウォーキン

最強のリズム・セクションをバックにマイルスがフリー・ブローイングへと踏み出した姿を捉えたフランスのアンティーヴ・ジャズ・フェスティバルでのライヴ・アルバム。創造性あふれるリズム・セクションをバックにマイルスのアドリブが冴え渡るライヴの傑作。
長年、擬似ステレオで発売されていましたが今回初めて本来のモノラルに戻されてのＬＰ化となります。

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15.マイ・ファニー・バレンタイン　　1964　ステレオ
MY FUNNY VALENTINE

A. マイ・ファニー・バレンタイン オール・オブ・ユー

B. ステラ・バイ・スターライト オール・ブルース アイ・ソート・アバウト・ユー

ジャズ史上名高いニューヨークのフィルハーモニック・ホールでのライヴ・アルバム。バラード曲を中心とした構成でありながらハービー、ロン、トニーのリズム・セクションに支えられたマイルスのソロは従来のバラード演奏の枠を超えたスリリングなものとなっている。

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16.フォア・アンド・モア　　1964　ステレオ
‘FOUR’ & MORE

A. ソー・ホワット ウォーキン ジョシュア ゴー・ゴー

B. フォア セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラブ ゴー・ゴー

『マイ・ファニー・バレンタイン』と同日の録音で『マイ・ファニー・バレンタイン』と対をなす形のアルバム。こちらはアップ・テンポ中心の曲を収録。奔放なリズム・セクションとマイルスのハードなブローイングによるスリリングな演奏を収めた傑作。

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17.マイルス・イン・トーキョー　　1964　ステレオ
MILES IN TOKYO

A. イントロダクション イフ・アイ・ワー・ア・ベル マイ・ファニー・バレンタイン

B. ソー・ホワット ウォーキン オール・オブ・ユー ゴー・ゴー

名盤の誉れ高いマイルスの初来日公演である1964年に東京で行われた「第一回世界ジャズ・フェスティバル」でのライヴ。新たに加わったテナー奏者サム・リヴァースとの共演が聞けるただ一枚のアルバムです。

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18.マイルス・イン・ベルリン　　1964　モノラル（モノラル盤でのＬＰ発売は今回が世界初）
MILES IN BERLIN

A. マイルストーンズ 枯葉

B. ソー・ホワット ウォーキン テーマ

長年マイルスが参加を熱望していたウエイン・ショーターが遂にグループに加入してマイルスの「黄金のクインテット」が完成、そのメンバーによるベルリンでの傑作ライヴ。長年、擬似ステレオで発売されていましたが今回初めて本来のモノラルに戻されての世界初ＬＰ化となります。なお、ジャケットはオリジナルを使用している関係上ステレオ表記となっていますのでご了承ください。

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19.E.S.P.　　　　　1965　ステレオ
E.S.P.

A. E..S.P. 81 リトル・ワン R.J.

B. アジテイション アイリス ムード

ウエイン参加後のクインテットによる初のスタジオ・レコーディング。ウエインに刺激されたマイルスが今までのフリー・ブローイングからグループ・コンセプションへ進みだした傑作アルバム。

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20. クッキン・アット・ザ・プラグド・ニッケル　　1965　ステレオ（ＬＰでの発売は日本初）
COOKIN’ AT THE PLUGGED NICKEL

A. イフ・アイ・ワー・ア・ベル ステラ・バイ・スターライト

B. ウォーキン マイルス

１９６５年１２月シカゴのジャズ・クラブ“プラグド・ニッケル”でのライヴ。”E..S.P.”録音後の黄金のクインテットが壮絶なライヴを聞かせる名盤。黄金のクインテットでのライヴ録音はこれが最後となった。

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☆特典盤　
ベスト・オブ・オルタネイト・テイクス　　ステレオ　（日本独自企画ＬＰ）
THE BEST OF ALTERNATE TAKES

A. スプリングスヴィル（別テイク） 『マイルス・アヘッド』より マイルストーンズ（別テイク） 『マイルストーンズ』より フラメンコ・スケッチ（別テイク） 『カインド・オブ・ブルー』より

B. フラン・ダンス（別テイク） 『１９５８マイルス』 サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム (別テイク) 『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』より 愛するポーギー（別テイク） 『ポーギーとベス』より ゴーン（別テイク） 『ポーギーとベス』より

今回のボックス・セットの特典盤ＬＰはＣＤ時代になってから世に出た別テイクを集めて日本独自にＬＰ化した他では入手できないアナログ・ファン垂涎の一枚です。

☆大型別冊解説書　（全42Ｐ予定）
豪華解説陣によるマイルスのバイオグラフィー、ディスコグラフィー及びこの企画のために各アルバムについての書き下ろし解説を収録した大型別冊解説書です。
解説：青木和富、青木啓、岡崎正通、小川隆夫、児山紀芳、瀬川昌久、高井信成 （50音順敬称略）

☆オリジナル木製ラック
特典盤を含めたＬＰ２１枚と解説書を収納できる、MILES DAVISの名前入り金属プレートのついたオリジナル木製ラック。
ＬＰ用の収納場所がなくても大事なアルバムを保管できます。