ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ

ルール無き国境麻薬戦争の闇を極限の臨場感で描く、傑作サスペンスアクション! アカデミー賞3部門ノミネートを果たした前作『ボーダーライン』の世界観と臨場感はそのままに、"新章"へと突入! 凄まじい銃撃戦が炸裂するなど、破格のスケールアップを遂げたアクションと、エモーショナルな進化を遂げたドラマが融合。新たなキャラクターも加わり、重層的かつスリリングに交錯する人間模様、登場人物たちが最後に下す"決断"から目が離せない。 前作に続き、アレハンドロを演じるのはベニチオ・デル・トロ。ジョシュ・ブローリンが、CIA特別捜査官マットを演じる。さらにイザベラ・モナーが麻薬王の娘イザベル、キャサリン・キーナーがCIA副長官を演じる。脚本は『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、初監督作『ウインド・リバー』が絶賛を博し、スマッシュヒットを記録した、テイラー・シェリダン。ハリウッドで脚光を浴びる新進気鋭の才能が、彼自身の脚本家デビュー作『ボーダーライン』の驚くべき"その後"の物語を創出した。また監督には、犯罪組織の党内抗争を描いたTVドラマ版「ゴモラ」や、イタリア警察と組織犯罪の関係を描いたクライム・サスペンス『暗黒街』で批評家の称賛を受ける、ステファノ・ソッリマ。前作でテイラー・シェリダンとドゥニ・ヴィルヌーヴが作り上げた、力強いキャラクターやダイナミックさを保ちながら、本作を、感傷的ではない、現実を描く知的なエンターテイメント作品に仕上げた。 ――アメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる・・・。 ブックレット封入。

[映像特典] その後の物語: 続編の制作、メイキング: 彼らの戦争、キャストと登場人物: 暗殺者と兵士、予告集