WAITING　FOR　MY　FOOD

貴公子 アヒトイナザワ、すっくり立つ。待ちに待った初音源がKEYCREWからディールされDAIZAWA RECORDSからドロップ★こんな音、80年代にもなかったよ こんな音、UKにもなかったよ。当代屈指のドラマー、アヒトイナザワがギターとボーカルを。それは一体どういう事って思ってた方に衝撃の回答。まもなくVOLA & THE ORIENTAL MACHINEのCDが完成。世界を巻き込むニューウェーブの風はなかなか日本には吹いてこなかったけど、遂に2006年VOLA登場。2005年の結成以来、syrup16g、モーサムトーンベンダー、マキシモパークなどなど「匂う」バンドたちと繰り広げたライブから、加速度的に練り上げられた新人バンド。フランツフェルディナンド、ブロックパーティ、マキシモパークなど、あの辺の申し子たちとVOLAとの一線を画すものはメンバーのラインナップにも確実に現れている『博多の血』。繊細なギターと変拍子と転調と痙攣気味のヴォーカルに、最上級のグルーブを吹き込む。斯くして、「どこにも無かった、2006年の音」が緻密なスタジオワークとバンドマジックによってまさに創造されている最中。スタイリッシュで知性的なサウンドなのに、真に肉体的。簡単に言い過ぎれば「乗れる」。1stアイテムでそんな地点に到達した超新星に期待して下さい。期待以上に期待していただいて結構です。ぜひともよろしくお願いします。