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人種とスポーツ 黒人は本当に「速く」「強い」のか (中公新書)

川島浩平/著

924円
ポイント 1% (9p)
発売日 2012/05/25 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1252865
JAN/ISBN 9784121021632
メディア 本/雑誌
販売中央公論新社
ページ数 256

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

オリンピックの陸上男子100m決勝で、スタートラインに立った選手56人は、ここ30年すべて黒人である。陸上以外の競技でも、彼らの活躍は圧倒的に見える。だが、かつて彼らは劣った「人種」と規定され、スポーツの記録からは遠い所にあった。彼らは他の「人種」に比べ、本当に身体能力が優れているのかー。本書は、人種とスポーツの関係を歴史的に辿り、最新の科学的知見を交え、能力の先天性の問題について明らかにする。

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    収録内容

    1 序章 黒人と身体能力ー生まれつき優れているのか
    2 第1章 「不可視」の時代ー南北戦争以後~二〇世紀初頭
    3 第2章 人種分離主義体制下ー二〇世紀初頭~一九二〇年代
    4 第3章 「黒人優越」の起源ー身体的ステレオタイプ成立と一九三〇年代
    5 第4章 アメリカンスポーツ界の人種統合ーすべてはベースボールから始まった
    6 第5章 台頭から優越へーメダル量産と黒人選手比率の激増
    7 第6章 水泳、陸上競技と黒人選手ー「黒人」としての特質なのか
    8 終章 「強い」というリアリティー歴史、環境、多様性

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