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商品説明
フッサールの現象学をあくまでフッサールの言い分に即して忠実に受け取った上で、それを幼少年期に束の間見られる独我論的体験の分析に援用。
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収録内容
1 | 第1章 世に棲む独我論者―究極孤絶を生きる人々 |
2 | 第2章 「私はなぜ私なのか」―六歳にして自分を神とする教義を発明した「エミリー」 |
3 | 第3章 日常世界の構造と自明性の裂け目―日本での「私は私だ!」体験調査と木村敏の現象学的精神医学 |
4 | 第4章 ここで念のため、現象学超入門 |
5 | 第5章 フッサール心理学への道―『ブリタニカ草稿』から「事例エミリー」の現象学的分析まで |
6 | 第6章 ブランケンブルク、自閉症スペクトラム、発達性エポケー |
7 | 第7章 幼少期に心理的に実在した「フッサール世界」―哲学的フィクションでも精神病理的妄想でもなく |
8 | 第8章 フッサール世界からの世界観発展―エックルス、稲垣足穂、オウム元信者、シュレーディンガー |
9 | 第9章 第二の誕生・現象学的反抗・自己事例W・T―人と人との間の世界を現象学はそれ以上遡れない? |
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