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商品説明
キリスト教と「利潤追求」の関係性から資本主義の本質を考察。国家の本質に含まれる「暴力」を見据え、「政治家」という天職を持つ人間を解明。民主化による大衆の官僚制依存について。学問的な議論をする上での基本を明示。「支配」「権力」「法」等、社会学の主要な分析対象を定義、その論理的体系化を試みる。学問の「国家資本主義化」に疑問を呈し、進歩と脱呪術化を掲げ、学者の基本姿勢を問い質した。時代を超えて影響を与える数々の思考。
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収録内容
1 | 第1章 宗教社会学―『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をめぐって(「プロテスタンティズム」と「資本主義」 |
2 | 労働と利殖 |
3 | カルヴィニズムにおける「個人」 |
4 | 近代社会思想における「労働」 |
5 | 「世俗内禁欲」の方法 |
6 | バクスターの労働観 |
7 | ピューリタニズムのジレンマ |
8 | 「資本主義」の本質をめぐって) |
9 | 第2章 ウェーバーの政治観―『職業としての政治』と『官僚制』をめぐって(『職業としての政治』の背景 |
10 | 「政治家」の二つの意味 |
11 | デマゴーグとジャーナリストと政党職員 |
12 | 人民投票民主制 |
13 | 心情と責任 |
14 | 近代官僚制) |
15 | 第3章 社会科学の方法論―『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』と『社会学の基礎概念』をめぐって(ウェーバーの立ち位置 |
16 | 「客観性」とは? |
17 | 「価値」の問題 |
18 | 「理念型」の問題 |
19 | 「社会学」とは何か |
20 | 群集心理と社会的行為の間 |
21 | 行為と秩序) |
22 | 第4章 ウェーバーの学問観―『職業としての学問』をめぐって(“Beruf”としての「学問」 |
23 | ウェーバーとSTAP細胞問題 |
24 | 専門化 |
25 | 進歩と脱呪術化 |
26 | 学問と価値 |
27 | 神々の闘い) |