本/雑誌

食品公害と被害者救済 カネミ油症事件の被害と政策過程

宇田和子/著

5060円
ポイント 1% (50p)
発売日 2015年02月発売
出荷目安 メーカー在庫見込あり:1-3週間 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-1783986
JAN/ISBN 9784798912875
メディア 本/雑誌
販売東信堂
ページ数 408

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

その被害が極めて深刻であるにもかかわらず、納得のいく補償もなされぬまま45年以上が経過し、今なお有効な対処が確立されていない―本書は、現在も多くの被害者が苦しんでいる「カネミ油症問題」の経緯を、改めて詳細に検討し、不条理な結果をもたらした原因を鋭く追及するとともに、法律上は存在しないとされてきた「食品公害」を独自の問題として認識することの必要性を指摘し、被害の救済策を具体的に提言する。

関連記事

    収録内容

    1 第1部 本研究の視点と事例の基礎的知識(食品公害問題の分析視点―公害・化学物質汚染問題の先行研究より
    2 食品公害という問題認識の必要性
    3 油症をめぐる医学的・化学的知見の整理)
    4 第2部 油症問題の歴史(なぜ油症が起きたのか―第1期:事件発生の前提条件(1881‐1968)
    5 なぜ被害者は訴訟を取り下げたか―第2期:裁判闘争(1968‐1987)
    6 なぜ被害者は沈黙したか―第3期:特例法成立期(1987‐2007))
    7 第3部 被害と政策過程に関する考察(救われる被害、救われない被害―森永ヒ素ミルク中毒事件との比較
    8 2007年時点から見た油症の被害
    9 油症「認定制度」の特異性と欠陥
    10 食品公害の被害軽減政策の提言)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品