商品説明
空海の生きた時代背景にそくしつつ、代表著作を精緻に読み解くことで、その思想の核心たるマンダラ思想が、どのようにして生まれ、体系化されていったのかを迫力ある筆致で描き出す力作。
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収録内容
1 | 序章 仏教志向と秘門との出会い―『聾瞽指帰』の撰述 |
2 | 起の章 入唐留学と秘門の受法―『請来目録』の読み解き |
3 | 承の章 韜黙の一紀―「中寿感興の詩并びに序」の読み解き |
4 | 転の章 密蔵法門の宣揚―「勧縁疏」の読み解き |
5 | 結の章 存在とコトバの深秘学―一字一文は法界に遍ず |
6 | 終章 存在深層の構造 |