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商品説明
2015年春、著者は半年間に及ぶ旅に出た。パリで辰野隆を読み耽り、アバディーンで移民の料理を味わい、ベルリンで街の移ろいをとらえ、ヴェネツィアの教会で音楽に浸る。だが、滞在先のチェシメにシリア難民のボートが漂着。戦争は前触れもなく門の前に―世界が暗闇に沈む中で、歓喜の時を追憶する。
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収録内容
1 | 1 陽の射す方へ―欧州・トルコ滞在記(パリの家探し |
2 | 一六区に家を借りる |
3 | 四月は気候に用心を |
4 | 変わらないカフェの情景 |
5 | 地下鉄の振動とワイン ほか) |
6 | 2 闇と向き合う―戦争は前触れもなく門の前に(難民たちの前に横たわるエーゲ海 |
7 | イズミールで難民たちに話を聞く |
8 | ウムダ・ヨルジュルック―希望への旅路 |
9 | 難民受け入れで欧州はどう変わるのか |
10 | ドイツが膨大な難民を受け入れた背景 ほか) |