著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
絶対的な存在か、過去の遺物か?新聞社の学芸記者として晩年の吉本隆明に接した著者が、敬意を込めつつニュートラルな姿勢で平明に描く。没後5年、いま浮かび上がる吉本隆明の人と作品!
関連記事
収録内容
1 | 詩から始まった―『吉本隆明詩集』(一九六八年) |
2 | 現代文学への導き手―『空虚としての主題』(一九八二年) |
3 | 反「常識」への開眼―『「反核」異論』(一九八二年) |
4 | 中島みゆきをめぐって―『増補戦後詩史論』(一九八三年) |
5 | 村上春樹との出会い―『マス・イメージ論』(一九八四年) |
6 | 新聞社の片隅にて―『重層的な非決定へ』(一九八五年) |
7 | 冷戦崩壊と昭和の終焉―「マチウ書試論」(一九五四年) |
8 | 取材の始まり―『アフリカ的段階について』(一九九八年) |
9 | 再読の日々―『共同幻想論』(一九六八年) |
10 | 論壇と文学者―『言語にとって美とはなにか』(一九六五年) |
11 | 共感と違和の間―オウム発言(一九九五年) |
12 | 聞き書きの余沢―『悲劇の解読』(一九七九年) |
13 | 折々の訪問―『最後の親鸞』(一九七六年) |
14 | 原点としての戦時体験―「転向論」(一九五八年) |
15 | 表出と媒介の熱度―最後の取材まで(二〇一一年) |
カスタマーレビュー
レビューはありません。