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自壊の病理 日本陸軍の組織分析

戸部良一/著

2200円
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発売日 2017年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2088656
JAN/ISBN 9784532176204
メディア 本/雑誌
販売日本経済新聞出版社
ページ数 319

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「東条英機は独裁者だったのか」「なぜ近衛声明を出してしまったのか」「大正期に肩身が狭かったはずの軍人がなぜ変貌したのか」―。素朴な疑問に答え、日本を敗戦に導いたエリート集団の失敗のメカニズムを、史実に基づいて解明する待望の昭和陸軍論。

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    収録内容

    1 昭和陸軍・自壊の病理
    2 第1部 戦争指導―戦略とガバナンスの不在(戦争指導の三つの視点
    3 戦争指導者としての東條英機―戦略と権力の不在
    4 辻政信―優秀なれど制御能わざる人材の弊害
    5 勝敗なき戦場―華中日本軍の膠着)
    6 第2部 変質―政治化のメカニズム(統帥権独立の呪縛
    7 政治化の伏線―大正期陸軍軍人の意識構造
    8 陸軍軍人はなぜ政治化したのか―戦前日本の政軍関係)
    9 第3部 漂流―大局観なき対外政策(「国民政府ヲ対手トセズ」―近衛声明の謎
    10 陸軍の日独同盟論―対ソ軍事バランスへのこだわり
    11 独ソ不可侵協定は想定外だったのか―「複雑怪奇」の舞台裏
    12 構想力なき戦争―大東亜戦争のなかの支那事変)

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