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商品説明
1945年の終戦直後、焦土と化した東京では、家も家族もなくした浮浪児が野に放り出されていた。その数、全国で3万以上。金もなければ食べ物もない。物乞い、窃盗、スリ...生きるためにあらゆることをした。時に野良犬を殺して食べ、握り飯一個と引き換えに体を売ってまで―。残された資料と当事者の証言から、元浮浪児の十字架を背負った者たちの人生を追う。戦後裏面史に切り込む問題作。
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収録内容
1 | 序章 遺書 |
2 | 第1章 上野と飢餓(東京大空襲 |
3 | 終戦と飢餓 ほか) |
4 | 第2章 弱肉強食(上野の支配者たち |
5 | 不良少年 ほか) |
6 | 第3章 上野の浄化作戦(狩り込み |
7 | 闇市からマーケットへ ほか) |
8 | 第4章 孤児院(愛児の家 |
9 | 施設に入る ほか) |
10 | 第5章 六十余年の後(現在の上野にて |
11 | 億万長者 ほか) |
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