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商品説明
日韓併合へと道を開いた伊藤博文は、韓国では侵略の元凶、いわば極悪人である。著者によれば、すべての罪を伊藤に着せて憚らない韓国人にとって、伊藤は誤解されたままの存在である。彼の統治理論と、死後に展開された併合とは、似ても似つかないものであるからだ。一方、伊藤を暗殺した下手人・安重根の本当の姿を知る日本人は少ない、と著者は嘆く。安は単越した文人であり、天皇崇拝者であり、平和思想家であった。その短い一生を調査して見えてくるのは、テロリストに隠されたもう一つの顔だ。共に誤解された二人の英雄―韓国系中国人の比較文化学者が、真の日韓関係を問う!
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収録内容
1 | 序章 私の体験的伊藤博文、安重根論 |
2 | 第1章 韓国人が知らない知性人・伊藤博文 |
3 | 第2章 伊藤博文は、韓国侵略の「元凶」か |
4 | 第3章 日本人が知らない安重根 |
5 | 第4章 思想家・安重根 |
6 | 第5章 「伊藤VS安」の対立構図、再発見 |
7 | 終章 日韓和解への道はある |