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商品説明
なぜ日本は中韓から超絶した素晴らしい国になったのか。その秘密は、中華文明と果敢に対峙しつづけた日本思想史にあった。歴代の中華帝国は「中華文明」を振りかざし、周辺国に圧倒的な影響力を及ぼしてきた。しかし日本だけは、決して呑み込まれなかった。聖徳太子、最澄、空海、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長はじめ、日本の偉大な思想家たちは何を考えたのか?そして日本人は、いかに「中華」を完全に排除し、世界でも類を見ない日本文明の思想的高みに至ったのか?対中関係という視点から鮮やかに浮かび上がる、独創的かつ驚愕の日本思想史入門。
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収録内容
1 | 序章 思想としての「中華」とは何か |
2 | 第1章 飛鳥・奈良時代―脱中華から始まった日本の思想史 |
3 | 第2章 平安から室町―仏教の日本化と神道思想の確立 |
4 | 第3章 江戸儒学の台頭と展開―朱子学との戦いの軌跡 |
5 | 第4章 国学の快進撃―日本思想史のコペルニクス的転回 |
6 | 終章 幕末と明治―儒教の復権と国民道徳の形成 |