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選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

河合香織/著

1870円
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発売日 2018年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2253261
JAN/ISBN 9784163908670
メディア 本/雑誌
販売文藝春秋
ページ数 245

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

その女性は、出生前診断を受けて、「異常なし」と医師から伝えられたが、生まれてきた子はダウン症だった。函館で医師と医院を提訴した彼女に会わなければならない。裁判の過程で見えてきたのは、そもそも現在の母体保護法では、障害を理由にした中絶は認められていないことだった。ダウン症の子と共に生きる家族、ダウン症でありながら大学に行った女性、家族に委ねられた選別に苦しむ助産師。多くの当事者の声に耳を傾けながら選ぶことの是非を考える。出生前診断をめぐる様々な当事者たちの声からつむぐノンフィクション。

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    収録内容

    1 誰を殺すべきか?
    2 望まれた子
    3 誤診発覚
    4 ママ、もうぼくがんばれないや
    5 障害者団体を敵に回す覚悟はあるのですか?
    6 提訴
    7 母体保護法の壁
    8 ずるさの意味
    9 二十年後の家族
    10 証人尋問
    11 無脳症の男児を出産
    12 医師と助産師の立場から
    13 判決
    14 NIPTと強制不妊
    15 私が殺される
    16 そしてダウン症の子は
    17 善悪の先にあるもの

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