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商品説明
長期にわたって停滞を続ける日本経済。混迷から抜け出せないのはなぜなのか。本書では、その解明を歴史に求め、経済システムを支える日本人の「資本主義の精神」を探究する。強欲な金儲け主義への嫌悪感、ものづくりへの敬意や高品質の追求、個人主義ではなく集団行動の重視など、欧米はもとより、中韓など東アジア諸国とも異なる特質を明らかにする。そのうえで現代日本の経済システム改革への指針を示す。
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収録内容
1 | 第1章 イギリスと日本の近代資本主義(グローバル資本主義と精神の相克 |
2 | 制度、技術、精神 ほか) |
3 | 第2章 資本主義の精神の宗教的基礎(宗教と経済行動 |
4 | 鎌倉新仏教の革新 ほか) |
5 | 第3章 高度成長期としての江戸時代(生産力の拡大と商業の発展 |
6 | 仏教が支えた資本主義の精神 ほか) |
7 | 第4章 西洋との出会い(産業革命なき経済成長 |
8 | 戦後的対応とグローバリズム) |
9 | 第5章 異種精神の相克と共存の時代へ(三つの資本主義の精神 |
10 | 日本型システムの可能性) |
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