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商品説明
オスマン帝国は1299年頃、イスラム世界の辺境であるアナトリア北西部に誕生した。アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸に跨がる広大な版図を築いた帝国は、イスラムの盟主として君臨する。その後、多様族・多宗教の共生を実現させ、1922年まで命脈を保った。王朝の黎明から、玉座を巡る王子達の争い、ヨーロッパへの進撃、近代化の苦闘など、滅亡までの600年の軌跡を描き、空前の大帝国の内幕に迫る。
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収録内容
1 | 序章 帝国の輪郭 |
2 | 第1章 辺境の信仰戦士―封建的侯国の時代:一二九九年頃‐一四五三年 |
3 | 第2章 君臨する「世界の王」―集権的帝国の時代:一四五三年‐一五七四年 |
4 | 第3章 組織と党派のなかのスルタン―分権的帝国の時代:一五七四年‐一八〇八年 |
5 | 第4章 専制と憲政下のスルタン=カリフ―近代帝国の時代:一八〇八年‐一九二二年 |
6 | 終章 帝国の遺産 |