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日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 (中公新書)

堀啓子/著

990円
ポイント 1% (9p)
発売日 2019年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2397998
JAN/ISBN 9784121025562
メディア 本/雑誌
販売中央公論新社
ページ数 280

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「円朝の落語通りに書いて見たらどうか」と助言された二葉亭四迷は日本初の言文一致小説『浮雲』を生んだ。初の女流作家田辺花圃と同門だった樋口一葉は、最晩年に「奇跡の14ヵ月」と呼ばれるほどの作品を遺した。翻案を芸術に変えた泉鏡花と尾崎紅葉の師弟。新聞小説で国民的人気を得た黒岩涙香と夏目漱石。自然主義の田山花袋と反自然主義の森鴎外。「生活か芸術か」を巡る菊池寛と芥川龍之介。12人でたどる近代文学史。

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    収録内容

    1 第1章 異端の文体が生まれたとき―耳から目へのバトン
    2 第2章 「女が書くこと」の換金性―痩せ世帯の大黒柱とセレブお嬢さま
    3 第3章 洋の東西から得た種本―模倣からオリジナルへ
    4 第4章 ジャーナリズムにおけるスタンス―小説のための新聞か、新聞のための小説か
    5 第5章 実体験の大胆な暴露と繊細な追懐―自然主義と反自然主義
    6 第6章 妖婦と悪魔をイメージした正反対の親友―芸術か生活か
    7 終章 文学のその後、現代へ

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