本/雑誌
文豪と食 食べ物にまつわる珠玉の作品集 (中公文庫)
長山靖生/編 森鴎外/〔ほか著〕
902円
ポイント | 1% (9p) |
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発売日 | 2019年10月発売 |
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商品説明
子規が柿を食した時、聞こえたのは東大寺の鐘?潔癖症の鏡花は豆腐を豆府に!鴎外は肉食を弱肉強食の闘争に譬え、独歩は和洋折衷・官民融和の理想を重ねた。江戸っ子の漱石は蕎麦、西国出の芙美子はうどんと好みは生まれも反映、美食の追求かと思えば偏食に拘る者も。露伴、荷風、谷崎、芥川、久作、太宰など食道楽に収まらない偏愛的味覚を探る。
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収録内容
1 | 牛鍋「牛鍋」(森鴎外) |
2 | ビフテキ「牛肉と馬鈴薯」(国木田独歩) |
3 | 蕎麦「吾輩は猫である」より(夏目漱石) |
4 | うどん「小さい花」(林芙美子) |
5 | 柿「御所柿を食いし事」(正岡子規) |
6 | 菊「菊―食物としての」(幸田露伴) |
7 | 葱鮪「風邪ごこち」(永井荷風) |
8 | 美酒美食「美食倶楽部」(谷崎潤一郎) |
9 | 洋食いろいろ「魚河岸」(芥川龍之介) |
10 | 湯豆腐「湯どうふ」(泉鏡花) |
11 | 鮨「鮨」(岡本かの子) |
12 | 茶懐石「お茶の湯満腹談」(夢野久作) |
13 | 鰻「食」(斎藤茂吉) |
14 | 饗応と大志「尾花川」(山本周五郎) |
15 | 雀焼「チャンス」(太宰治) |
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