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商品説明
エベレストの南麓、標高三〇〇〇メートルを超えるクンブ地方に暮らす「シェルパ」たち。彼らとの出会いは、存在をめぐる根源的な問いへと通じていた―。気鋭の人類学者が「世界」「自己」の自明性をゆるがす体験をもとに、ティム・インゴルドらの議論を補助線にして描き出す、刺激的なエスノグラフィ。
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収録内容
1 | 第1部 流動するヒマラヤ世界(道・歩くこと・環境 |
2 | 調査地概要―エベレスト地域と「シェルパ」 |
3 | 「仕事は探検」―シェルパの村の生業と変容) |
4 | 第2部 山道を歩く人々(荷運びの苦痛と希望―ローカル・ポーターとトレッキング・ポーター |
5 | 道を案内する―トレッキング・ガイドと観光客 |
6 | 山中に道を作る―職業としての「シェルパ」をめぐる語りと実践) |
7 | 第3部 道そのものに向かって(歩く身体、道としての身体 |
8 | インフラストラクチャーとしての山道―山岳観光地域における「道」と発展をめぐって) |