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商品説明
長らく思想の最前線を牽引してきたイタリアの思想家ジョルジョ・アガンベン(一九四二年生)。その代表作にしてライフワークである“ホモ・サケル”プロジェクトは、二〇年をかけて全四巻計九冊が刊行され、完結を迎えた。「ホモ・サケル」とは、誰もが罪に問われずに殺害でき、犠牲として神々に供されることのない「聖なる人間」のことを言う。ミシェル・フーコーが掲げた「生政治」という主題を受け継ぎ、壮大なレベルで展開したプロジェクトは何を目指していたのか?その全容を平明に解説した最良の道標となる1冊!
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収録内容
1 | プロローグ アガンベンの経歴 |
2 | 第1章 “閾”からの思考 |
3 | 第2章 証言 |
4 | 第3章 法の“開いている”門の前で |
5 | 第4章 例外状態 |
6 | 補論 「夜のティックーン」 |
7 | 第5章 オイコノミア |
8 | 第6章 誓言と任務 |
9 | 第7章 所有することなき使用 |
10 | 第8章 脱構成的可能態の理論のために |
11 | エピローグ 「まだ書かれていない」作品 |