著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ドゥルーズとガタリによる最後の共著『哲学とは何か』―一見、難解をもって鳴るこの著作の一言一句を、その背景にあるあらゆる哲学史の襞にも分け入って「考古学的に」探査、丹念に、精密に、鮮やかに読み解いた画期的快著。「概念」とは何か、哲学・科学・芸術の創造とは?二人が構想した“内在”の哲学が、いま明らかに―。
関連記事
収録内容
1 | 序文―問題設定からドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』へいたる経緯について |
2 | 第1部 ドゥルーズとガタリの「内在」という概念はどのような概念であるのか(主体でも客体でもない「内在」―「内在」はそれ自体のうちにある |
3 | ドゥルーズおよびドゥルーズとガタリの著作群における「内在」概念の考古学―その方法と準備 |
4 | 「内在」概念の考古学的探査(1)―第一の閾の最外縁の層としてのドゥルーズ以前 ほか) |
5 | 第2部 科学、芸術、哲学そして脳(共通的解釈、外的解釈、内的解釈 |
6 | 擬製的創造あるいは創造の逆イデア論的定式 |
7 | “内在の哲学”の実在概念と擬製的創造についての哲学史的註解―「シミュラークル」、「神の死」、「プラトニスムの転倒」との関係について ほか) |
8 | 第3部 『哲学とは何か』を読む(第三部の構成 |
9 | 『哲学とは何か』の概要と解釈の大筋 |
10 | 「序論」を読む ほか) |