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商品説明
アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束もない。他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然視される。両党は法によって優遇されてもいる。本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を中心に語られてきたアメリカ政治の本質を描く。
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収録内容
1 | 序章 政治を緩やかに覆うアメリカの政党 |
2 | 第1章 反政党の時代―アメリカ革命~一八二〇年代 |
3 | 第2章 政党政治の本格化―ジャクソン政権期~再建期 |
4 | 第3章 現代社会への適応―南北戦争後~一九三〇年代 |
5 | 第4章 リベラル優位の時代―戦後~一九七〇年代 |
6 | 第5章 分極化の時代―一九八〇年代~オバマ政権期 |
7 | 終章 アメリカ政治は多数決主義に向かうのか |