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正しい答えのない世界を生きるための「死」の文学入門

内藤理恵子/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2020年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2560058
JAN/ISBN 9784534058195
メディア 本/雑誌
販売日本実業出版社
ページ数 286

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

死をいかに受け容れるか。文学で描かれた「死」を読むことは、答えの見つからない世界でいかに生きるかを問う「うろたえる」ためのレッスンである―。

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    収録内容

    1 序章 K的な不安とSNS―夏目漱石『こころ』
    2 第1章 芥川龍之介は厭世観を解消するために筋トレをすべきだった?
    3 第2章 夢オチ死生観とマドレーヌの味―池田晶子、荘子、プルースト
    4 第3章 「死の文学」としての村上春樹の短篇小説
    5 第4章 ドッペルゲンガー(分身)をめぐる死の文学―芥川、ドストエフスキー、ワイルド、ポー
    6 第5章 被害者が死後に加害者となる奇妙な物語―ゴーゴリ『外套』
    7 第6章 有事を生きる人間の姿―ヴィアン『うたかたの日々』、カミュ『ペスト』
    8 第7章 生と死を管理するシステム―ブッツァーティ「七階」、カフカ『変身』
    9 第8章 半年後に世界が終わるのに、刑事はなぜ執念の捜査を続けるのか?―ウィンタース『地上最後の刑事』
    10 終章 文学はヨブから来てヨブに還る、あるいは人間の死と病―「ヨブ記」、クラーク『幼年期の終り』

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